《SHINJOの信条》古林が初回のピッチングをしていたら、世界のバッターたちもなかなか打てない
■2026年日台野球国際交流試合 日本ハム6-1台湾代表(2月27日、台湾・台北ドーム)
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(54)の一問一答は以下の通り。
―試合を振り返って
「まず最初に、セレモニーで僕の名前が呼ばれた時に、すごい声援を送ってくれて鳥肌が立ったし、ありがとうございます。1年ぶりに来たんですけど、最近のような。1カ月前に来たような感じで、早くこの球場に戻ってきたかったです」
―3本塁打で効果的な得点を挙げたが、郡司の本塁打はどう見ていた
「複雑な気持ちで。古林が投げていたので、打ってほしくないなって思いながらも、うちの選手に打ってほしいなっていう感覚で見て、郡司くんが素晴らしく打ってくれました。あと西川くんもあそこ(中堅)の方向にホームランが出たっていうのを日本で見たことがなかったので、それもうれしかったし、キャンプからちょっと調子が上がってこない万波くん。去年も(ここで)ホームラン打って、この球場で調子を上げてくれたらうれしいなと思います。あと1つ気になったのが、僕、外野手出身なんですけど、台湾の外野手がちょっとピッチャーが投げた時に、構えてボールを待つしぐさが多かった。これはスタートがかなり遅れるから、静から動じゃなくて、動から動でやってもらえたら、さらに右中間、左中間の打球に追い付くのが速いと思います」
【一問一答:郡司裕也 古林撃ち豪快先制弾 新庄監督に褒められても「僕は不安ですよ(笑)」】
―細野が3回無失点の好投
「まず最初に驚いたのが、細野くんがキャンプからずっと調子良くて、(きょうの試合で)いきなり芯で捉える当たりが3連発来たんで『うわ、台湾の選手たちすごいな』って思いました。あと全体的にうちのピッチャーは良い調子なのに、台湾の打者の方たちがすごいフルスイングで良い振りしていたなと思いました」
【細野晴希 3回0封で台湾代表斬り 前日バースデーも孤独に登板準備「1人でケーキを買ってお祝いを」】
―古林と孫のパフォーマンスについて
「一番心配なのは、(打球を当てた孫)易磊の足が大丈夫かなっていうところ。古林に関しては、日本のキャンプ中にちょっとリリースポイントのズレがあったかなと思ったんですけど、きょうはしっかり修正して良いボールを投げられていたなと感じました。古林が初回みたいなピッチングをしていたらね、世界のバッターたちもなかなか打てないと思うので、続けてほしいなと思います」
―孫がトレーニングして足が太くなっている
「あのパッツパッツの下のズボンで投げにくくないのかなっていうのが一番の感想ですね(笑)。あとはあれだけ変化が起きたってことは、相当なトレーニングをしたっていうことと、食事管理をしっかりしてくれたなって、すごく思いました」
―台湾代表の選手の中で日本でもプレーできるような選手は
「珍しいユニホームスタイルの着こなしをしていた、短パンでやってた選手(張育成)。18番だっけ? 右中間にも良い当たりを打ったんで、面白い選手かなと思いました」
―2週間後に侍ジャパンが台湾代表と戦うが、きょう感じたことは
「間違いなくレベルは上がっているし、ただどうかな~。日本代表との試合で勝ちにくるかどうか。ピッチャーは古林が来るのか、また違う試合を大事にして古林を持っていくのか」
―昔からパワーのある印象
「ちょっと昔の印象は分からないから、はっきりは言えないんですけど、去年よりかは今年の方が全然、振れていたし、メンバーもしっかり集めただろうから。見たような選手が結構いましたよ。今回、西武さんに入った4番バッターの彼(林安可)とか、5番バッター(呉念庭)も(元)西武でね。すごいっすね、西武多いっすね」
―古林や孫は良い球を投げていた
「良かったね! 初回ね! このピッチャー欲しいなと思ったもん。ああ、いた(笑)。あと易磊、浮き球がね。あれをもうちょっとまとめてくれたら、台湾の監督もものすごく期待しているだろうし、ファイターズの選手なんで、なんとか良い活躍をしてほしいですね。まあ、抑えでも考えてると思うので」
―万波はここだと打つ
「ね。フリーエージェントで台湾かな(笑)。すごい見やすいんじゃないですか、ボールが。きょう、またボールが飛んだでしょ。はじきが違うというか、音が。郡司くんも5番アイアン、しっかり打ったし」
【一問一答:万波中正 台湾で3戦連続弾「違う気持ちで試合をできていたのは間違いない」】
―郡司はその前のファウルもすごかった
「すごかった。同じ打ち方で打ったらしいですよ」
―4番らしい
「もうもう、安心して見てられますよ」
―台湾の投手の特徴や癖は感じたか
「見たピッチャーいましたもんね。オリックスでやってた(張奕)とか。その次に投げたピッチャーは代表じゃなく、何か違うらしくて。まあまあ、どういうピッチャーが来るか、見てみたいですね。大会が始まったら。それより声援、めっちゃうれしかったんだけど。ちょっと出ていく前に『拍手ぐらいしてくれるかな?』と思ったら、ドーって来てくれたから、調子に乗っちゃって。胸張って、手を3回ぐらい上げて」
―今年は何も考えていなかった
「いやいや、今年はもう。だって代表メンバーと試合なんで、僕が目立つことはないでしょ」
―スタッフも通りがかるたびにあいさつをしていた
「ははは、そうすか(笑)。それはもう台湾の選手のおかげですよ。ファイターズに来てくれてね。活躍して。交流がものすごく深いんで。テレビもよく流れているっていうことを聞いたり、僕がこういう感じなんで、たぶん印象に残っているんじゃないですか。でも、面白かったのが、きょう台湾の監督があいさつに来てくれて『2ランスクイズを目の前で見せてもらいます』って。知っとんのや!?って思って(笑)。だから、見てくれてるんでしょうね。そのケースがなかったから。基本的に古林と易磊の時はノーサインでやっていたので」
―万波の調子が上がってくれたらと言っていたが、日本と違って、きょうの試合はそういうきっかけになりそうか
「いや、もうもう。面白かった~。チアガールとかの踊りも楽しめるし、これきょう台湾の代表が勝っていたら、どんな爆発的な声が出るのかなって少し期待したんですけどね。すごいでしょ、一体感が。声が出て。あれスピーカー?」
―スピーカーもあるが、生の声でやっている
「すごい。ファイターズもチアガールさんたちをまねしたいぐらい。面白かった。大統領さんも来てくれて。ちょっとユニホームにサインをして。サインというか、名前を書いて、プレゼントさせてもらったんですけど、すごい喜んでくれた。うれしかったです。きょう良かったね、休みで。きょう2万8千何百人。あしたもちょっと入ってくれたらいいと思うんですけど、ここまでは入らないと思うので」
―台湾はきょうから3連休
「3連休か。きのう、また去年と一緒のところに食べに行ったんですよ。コーチのみんなで。珍しく、ご飯2トンぐらい食べた(笑)」