細野晴希 3回0封で台湾代表斬り 前日バースデーも孤独に登板準備「1人でケーキを買ってお祝いを」
3回無失点の好投を披露した細野=撮影・小田岳史
■2026年日台野球国際交流試合 日本ハム6-1台湾代表(2月27日、台湾・台北ドーム)
存在感を示した3回ノーヒット投球
日本ハムの細野晴希投手(24)が先発し、3回無安打無失点に抑えた。前日26日に誕生日を迎え、1日遅れのバースデー登板。侍ジャパンのライバルを力で封じ込め、開幕ローテション入りへ前進した。
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台湾代表に名を連ねるチームメートの古林が3者連続三振で立ち上がる。「力を抜いて投げる」をテーマにしていた細野は、少なからず影響を受けた。「古林が初回から155(キロ)ぐらい出ていて、僕も力んでしまいました。初回は全部、外野まで飛ばされてしまって、ちょっとショック受けました」と本音がこぼれた。

二回以降は外野へやらず
チーム内のローテ争いを考えれば、負けていられない。当初の予定通り、脱力を意識する選択もあったが、あえてギアを上げた。「実際にできたかどうかは別として、ストライクゾーンにどんどん投げて、2ナッシングになっても3球勝負でいくぐらいのイメージでいきました。初回にあれだけ合わされたので、もうちょっと球速帯を上げてやろうかなと思って投げました」。二回には155キロを計測。三回を投げ終えてマウンドを降りるまで、もう外野へ運ばれることはなかった。
お祝いよりもマウンドに注力
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沖縄から台湾へ移動してきた26日は自身の24歳の誕生日だった。メモリアルな一日を台湾で過ごすことになったが、仲間とのお祝いの食事会は封印した。「登板前日だったので、1人でホテルでご飯を食べました。前日に外食とかは怖くて。(台湾料理は)油が多いと聞いていたので、胃もたれするのも嫌だなと思ったので。誕生日だったんですけど、むなしく1人で食べていました(笑)」と自虐的に振り返った。
1年に1度の台湾遠征。小籠包やルーローハンに舌鼓を打つチームメート、スタッフが多い中で、投球に支障が出ないように細心の注意を払い、体調管理を優先した。自分へのささやかなご褒美として小さなケーキだけは購入。「1人でケーキを買ってお祝いをしていました。小っちゃいやつです。仕方ないです、こればかりは」と照れくさそうに明かした。

すべては先発ローテ入りを勝ち取るため
仕事でベストを尽くすために、わずかなリスクも排除して準備した。「ほぼバースデー登板だったので、変なピッチングだけはしないようにと思っていました。最低限(の投球)はできたので良かったと思います」。浮かれず、ストイックに野球と向き合う姿勢が、自身の評価を高める快投につながった。
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