細野晴希 金子投手コーディネーターが見守る中、ブルペン入り その存在は「心強い」
ブルペン投球の合間に金子コーディネーター(右)と話す細野=撮影・井上浩明
新たな武器に「ネコさんの変化球」
日本ハムの細野晴希投手(23)が2日、沖縄・名護での春季キャンプでブルペン入り。「ユニホームを着て(今季)初だったので、ジャージの時との違いを確かめるくらいでした。あとはある程度、変化球が操れたらいいなくらいでした」と振り返った。
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先発ローテーション入りが期待される左腕はこのオフ、エース伊藤に弟子入りしていた。「大海さんがチェンジアップを投げていて、それを見て挑戦しようと思ったんですけど、とりあえずまだまだ今の変化球を育成させようかなって」。チェンジアップの使い手として知られる金子千尋投手コーディネーター(42)の得意球を完全マスターすることも考えたというが、いったん封印。「今、ネコさんの変化球をマスターしようとしている(途中)。僕にはちょっと難しい握りなんですけど、なんとかものにしたいですね。なんとか。ゾーンに行った時にほとんど空振り取れるので」と今後の目標に掲げた。
ブルペンで投球練習を行う細野(右)と見守る金子投手コーディネーター=撮影・中田愛沙美
沢村賞右腕は最も頼れる存在の一人
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キャンプ初ブルペンは、その金子投手コーディネーターが見守る中だった。「鎌ケ谷の時から、うわ~うまくいかないなってことを話しながら、いつもやっているのでその感じで」。投球後には一緒にデータを確認し、言葉を交わすシーンもあった。昨季まで2年間、2軍投手コーチを務めた沢村賞右腕は、新たな役職「投手コーディネーター」に就任。1、2軍を巡回する立場となりそうで、細野にとっても「的確なアドバイスが返ってくるので、心強い」という。
基本は2軍を拠点に活動していく予定だが、キャンプ初日、2日目は名護スタートだった。金子投手コーディネーターは「1軍の流れを把握しておきたかった。今回、1軍に2軍から初めていく選手もいるので戸惑わないように」と意図を説明。プロ3年目で初の1軍スタートとなった細野のピッチングもチェックし「今年、ちゃんと見るの初めてなので、細野もキャンプに来て投げるの初めて。何かを求めて見るのではなく、今の状態を見たって感じですね。順調に来ているなって感じしました」

今季、ブレークの予感!
かねてテレビのインタビューで、左腕のことを注目選手に挙げたこともあった。「本来の実力というか、普通に投げればいい球が行くし、もちろんストレートも速いですし、ほかの変化球もしっかり投げられているので、結果を残すだろうなって思っていました」。昨季はプロ初勝利を挙げるなど、3勝1敗、防御率1.51の成績を残した。「去年も1軍を経験しているし、やっぱりその経験って大きいと思うので。今年はまた違った感じで落ち着いてシーズンを迎えられるんじゃないかなと思いました」と期待を込めた。
今、持っている球種を磨いていく方針にも「ほかの球がいいので無理に(チェンジアップを)投げる必要ないかと思います」と太鼓判。「ネコさん」から熱視線を送られ、細野も「その期待に応えられるように」と意気込んでいた。
