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2025/10/08 08:00 NEW

細野晴希 復帰戦で新球〝モイネロカーブ〟に手応え 球場表示156キロは「絶対、出ていないです(笑)」

2カ月半ぶりに実戦登板した細野=撮影・近藤裕介

■みやざきフェニックス・リーグ 日本ハム9-0ヤクルト(10月7日、西都原運動公園野球場)

2カ月半ぶりの実戦で163キロ!?

 日本ハムの細野晴希投手(23)が約2カ月半ぶりに実戦復帰を果たした。3番手で六回のマウンドに上がり、1回1安打無失点。ブランクを感じさせない好投を披露し、「問題なく終われたので、良かったと思います」と笑顔を見せた。

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 球場が一瞬、どよめいた。左腕が直球を投じた直後、バックスクリーンに156キロと表示された。

 正確ではないようで、捕手の梅林は「受けた感じは163キロでした」と冗談めかしたが、細野は「いや、絶対、出ていないです(笑)。150(キロ)前後ぐらいじゃないですかね」と冷静に訂正。それでも、復帰戦としては十分すぎる球威だった。

途中離脱に「悔しかったです」

 7月21日の1軍楽天戦で今季3勝目を挙げて以来、実戦のマウンドから遠ざかった。

 「修行していました」と詳細は伏せたが、「良い感じで投げられていたので、悔しい気持ちと、(チームに)迷惑をかけてしまったという気持ちがあります。今年も途中で離脱してしまったので、悔しかったです」と心境を明かした。

爪を研いでいた〝修行期間〟

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