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2025/06/14 22:50 NEW

細野晴希 プロ初白星の裏にあった親友・小林さんとの長電話 この日は当日入りで勝利を見届ける

エスコンへ応援に駆けつけた細野の大学時代のチームメートで親友の小林彪希さん=撮影・中田愛沙美

■セ・パ交流戦2回戦 広島0-5日本ハム(6月14日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムの細野晴希投手(23)が、先発6試合目で待望のプロ初勝利を挙げた。歓喜に沸くスタンドには、東洋大野球部のチームメートで親友・小林彪希(ひょうき)さん(23)の姿があった。

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敗れた阪神戦後の電話で激励

6月5日、阪神戦の五回に森下に2点打を打たれた細野(左)

 

 気心知れた仲間の存在は大きい。大乱調でプロ初黒星を喫した今月5日の阪神戦(エスコン)の後、細野はいつものように小林さんに電話をかけた。学生時代に同じ投手だった友は「オレもコントロール悪いから、あの気持ちよく分かるわ~」。明るく励ましてくれ、気がつくと1時間以上たっていた。「親友とずっと電話して、それで切り替えられましたね」と、落ち込んだ気持ちが楽になった。 

小林さんは東洋大時代のチームメート。周囲に全く浸透していない細野の愛称「オチョア」の名付け親で、大人気ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」にハマるきっかけをつくった人物でもある。

東洋大野球部のチームメート・小林彪希さん(右)と細野

 

 大学卒業後は会社員として働いており、顔を合わせる機会は減ったが「毎日、電話が来ます。ひどいっすよ(笑)。(札幌の)寮での写真を送ってきて、今日はウニが出たとか」。たわいもない会話を交わすのが、2人の日課となっている。

仙台の観戦でお預けだった初勝利 今回は細野から力強い言葉が…

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