大学・社会人野球
富士大の155キロ道産子右腕・細野龍之介が神宮デビュー【全日本大学野球選手権】
■全日本大学野球選手権第4日(6月11日、東京・明治神宮)
▽準々決勝 富士大2ー3国学院大
札幌新陽時代に全道出場ないが
最速155キロの道産子右腕・細野龍之介(3年、札幌新陽)が1点ビハインドの八回1死一塁で神宮デビューを果たした。札幌新陽時代に全道大会の出場はないが、当時から速球派として146キロをマーク。プロ志望届を提出したが指名には至らず、岩手に渡り自慢の速球に磨きをかけてきた。
八回1死一塁、3連投の左腕・古堅鈴之輔投手(3年)が逆転2ランを浴びた。さらに四球を出し1死一塁で救援。後続を150キロの直球で空振り三振に打ち取ると、最後は三ゴロで火消し。「最後は自分の力を全部出し切ることを考えてマウンドに上がった。結果的には抑えたが、やはり前の試合から古堅らピッチャーのみんなも頑張ってくれていた。自分がもっと投げられていれば、もっと楽な展開に持っていけたかな」。惜敗に目を真っ赤に腫らしながら振り返った。

人生初の全国舞台「楽しく投げられた」
試合には敗れたが、ナイター照明のカクテル光線を浴びながら投げた神宮のマウンドは格別だった。「全国の舞台というのは人生で初めての経験で、本当に楽しく投げられた」。北広島東部中では軟式野球部に所属。2つ上の兄の友人だったソフトバンク木村大成投手(22、北海)から学んだスライダーを決め球に、札幌新陽では1年夏から出場。2年春にエースの座をつかむと、札幌支部では1つ上でその年のドラフトで阪神入りした東海大札幌高の門別啓人投手(21)とも投げ合ったこともあるが、札幌支部を突破することはできなかった。
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