大学・社会人野球
札幌大が35度目のリーグVに王手 1年生左腕・浅水結翔が初先発初完投で最多3勝目【札幌6大学野球】
■札幌6大学野球春季リーグ戦(5月22日、札幌・モエレ沼公園)
▽第2節第4日 札幌大(7勝2敗)3-1北海道文教大(4勝5敗)
優勝すれば春は19年ぶり
札幌大が北海道文教大に逆転勝ちして単独首位に立ち、19年ぶりの春季リーグVに王手をかけた。リーグ戦初先発となった1年生の浅水結翔投手(1年、北海)が9回1失点(自責0)の完投でリーグトップの3勝目をマーク。札幌大は翌23日に1勝差で迫る2位・北海学園大に勝てば2季連続35度目のリーグ制覇が決まる。
「あそこで燃えました」
2点リードで迎えた九回。浅水は1死から連打を許して1死一、三塁の大ピンチ。ここでマウンドへ歩み寄った元ヤクルトの佐藤真一監督(60)から「最後まで行かせるから」と試合を託され、「あそこで燃えました」とギアチェンジ。後続を空振り三振、三ゴロに打ち取ると、マウンド上で両腕を空へ高々と突き出した。「初回は少し緊張した部分があったのですが、野手の方たちも点を取ってくれたので、楽に二回からは投げられました。九回まで行くと思っていなかったので、良いピッチングができて良かった」と声を弾ませた。
監督も大絶賛のピッチング
変則左腕が真骨頂の投球を披露した。勝てば王手となる大事な試合で、「行けるところまで行く」と初の先発マウンドを任された。北海道文教大はスタメンに左打ちが6人。「左が得意というのもあり、いつもより丁寧に。いいバッターが多いので丁寧に投げることを意識しました」。一回は先頭打者を味方の失策で出塁させ、犠打、四球でピンチを招いて1点を失ったが、要所でチェンジアップが冴えて二回以降は無失点。「チェンジアップが最初から良くて、そのおかげで真っすぐやスライダーも生きてきた」。四回から八回まで許した走者は失策と2四球のわずか3人。指揮官も「素晴らしい」と大絶賛した。
