【一問一答】伊藤大海 金子流チェンジは断念も…理想は2年連続サイ・ヤング賞左腕「すごい良いなと思う」
ブルペンで投球練習をする伊藤=撮影・井上浩明
新スローガンに「ちょっと行き詰まったのかな(笑)」
日本ハムの伊藤大海投手(28)が2日、沖縄・名護で春季キャンプ2日目に臨み、今キャンプで初めてブルペン入りした。一問一答は以下の通り。
【ファイターズの最新記事はコチラ】
―キャンプ2日目を終えて、心境や体の状態は
「やっと始まったなという気持ちと、きょうはブルペンに入ったというのもありますし、体もすごく元気なので、順調かなと思います」
―2日目に初ブルペン。どういう狙いを持って投げていたか
「ユニフォームを着てブルペンに入るのが今年初めてだったので、そこでの感覚ももちろんそうですし、景色としてしっかり慣らしていきたいというのがあったので、良いボールを投げるというよりかは、自分の体をその場所に慣らしていくというか、そういうイメージで入りました」
―ユニフォームを着ての投球は違うか
「やっぱり緊張感もありますし、より気が引き締まった状態で投げると、また全然違ってくるので、あしたの疲労感なども含めていろいろ確認していけたらなと思っています」
―投げてみた手応えは
「バランスも良かったですし、きょう一番確認したかったのは、上体が突っ込まないかどうかというところだった。そこをしっかりクリアできていたのかなと思うので、また次に向けて良いブルペンになったのかなと思います」

―当初15球ほどと聞いていたが、23球投げた理由は
「状態も良かったですし、ちょっと確認したいことがほかにもあったので、球数は少なめではありますけど、いつもよりちょっと多かったかなと思います」
―チェンジアップは感覚が良かったか
「そうですね、チェンジアップ良かったですね」
―課題に感じたことは
「今のところ、まだ課題を見つけるという段階ではないんですけど、あしたの体の反応だったり、そういうところを見て、いろいろ見極めながら今後のスケジュールを組み立てていけたらなと思います」
―2日目でのブルペン入りは順調か
「そうですね。この後、宮崎への合流もあるので、こっちで2、3回入れられたらなと思っていたので、早めに1回入ることができて良かったなと思います」
―次のブルペンは
「5日後、1週間後を目安に、また準備していけたらなと思っています」
―WBCの合宿が近づいてきている。今の心境は
「もちろん楽しみなところではありますけど、まずしっかり自分の準備と、WBCという戦いはものすごく大事ですし、気持ちも入るところではありますけど、そのあと1年間戦っていくベースを(つくることを)今、目指していかないといけない時期かなと思うので、そこは方向性を間違わずに、しっかり取り組んでいきたいなと思います」
―WBCでは先発、第2先発、リリーフ、どこで投げたいか
「できれば先発でやりたいなという気持ちは強いですけど、本当にいい投手がたくさんいらっしゃるので、そこはまだ分からないですけど」
―ダルビッシュが臨時コーチに就任するという発表もあったが、それを聞いた時どうだったか。
(残り2953字)
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
▼▼ここから有料エリア▼▼
「ダルビッシュさん自身もリハビリで忙しい中、日本のために、選手のためにというようなことを思って来てくださるのはすごくうれしいですし、感謝の気持ちしかないですね」
―WBCに向けての意気込みを
「前回の大会も出場させていただいて、やっぱり勝つ喜びだったり、日本中がすごく盛り上がったというのを感じていたので、またあの喜びを感じられるように、しっかり準備して戦力になれるようにしていきたいなと思います」
―「DOMIれ!」というスローガンが発表された。聞いた時の最初の印象は
「僕、最初に聞いた時、(清宮)幸太郎が考えたって知らなかったので、ちょっと球団側が行き詰まったのかなとは思いました(笑)」
―行き詰まったというのは
「去年の『大航海は続く』も、ちょっとあやしかったので、考えることにちょっと行き詰まってるのかなという印象は受けていました(笑)」
―選手はドミれポーズを取ったり、Tシャツを着たりしている。それを見てどう思うか
「今、国頭の映像を見ていましたけど、(清水)優心さんも早速(ポーズを)やっていましたけど、ちゃんとベースに戻ってからやってほしいなと思います(笑)」
―ドミれポーズをやる予定は
「バッターがやるのはいいんですけど、ピッチャーがやっちゃうと何か、あおりとかそっちになっちゃうのかなと思うので、ベンチ内で楽しみたいなと思います」
―今シーズン、どうドミっていきたいか
「ファイターズの一員として名護のキャンプでというのは短い期間にはなりますけど、しっかりコミュニケーション取って、戻って来てからも、決勝まで行くと本当に10日間ぐらいしかない状態で開幕を迎えるので、そこの温度差だったりが生まれないように、しっかり自分はファイターズの一員だということを忘れずに取り組んでいきたいです。戻ってきてすぐ、気持ち的にも体的にも合流できるような、そんな姿が一番いいのかなと思うので、まずそのコミュニケーションという部分を大事にしていきたいなと思います」
―ブルペンでチェンジアップを多投した意図は
「ほかのボールは割としっかり昨シーズン投げられていたので。確認の意味も込めて、チェンジアップはちょっと力を入れてるところはあるので、という意味合いではあります」

―金子投手コーディネーターとはどんな話をしたか
「どんな感じで投げているの、ぐらいの確認ではありました。特に新しいボールでもないですし、特別な思いもないんですけど、ただたまたまチェンジアップが多かったという、それだけかなと思います」
―理想のチェンジアップはどういうものか
「(米大リーグ・タイガースの)スクーバル投手のチェンジアップはすごい良いなと思います。ああいうのを目指していけたらなとは思います」
―きのう、インスタのストーリーを更新していた。ファンへの思いは
「やっぱり、せっかくお休みを取ったり、お金をためたりして、名護まで応援しに来てくれているという中で、嫌な思い出で帰ってほしくないなというのが僕らは一番なので。もちろん、みんなに(サインを)書けるのが一番いいんですけど、そういうわけにもいかないので、なんとか譲り合いの心を持ってやってもらえると、僕らも楽しく終われますし、ファンの皆さま方も楽しい気持ちでキャンプにいられると思うので、そういう思いを込めてちょっと伝えさせていただきました」
―今キャンプ、ファンサービスは積極的にやっていくつもりか
「そうですね。一応ペンは2本買ってきましたけど、あと2、3本追加できるぐらい、しっかり書きたいと思います」
―WBC球を使って投げて、よりイメージできたところや、気持ちが入るところはあったか
「WBC球で1月からずっとやってきて、なんとなく感覚も良くはなってきましたし、印象としては、その特に大きい変化球、スライダーだったりカーブだったりはちょっと難しさを感じる部分はあるんですけど、そのほかのチェンジアップだったりスプリットだったりというのはすごく有効なのかなと思う。今、僕が使えそうなものをしっかり準備していくというのが一番かなと思うので、あれもこれもと探らずにやっていけたらいいかなと思います」
―前回のWBCの時と、気持ちの変化や、意識が変わってくるところは
「前回のWBCの後、帰ってきてから本当に悔しいシーズンを過ごしてしまったので、もちろんその先も見据えての、今の時期の準備だと思いますし、前回はどちらかというとWBCにという思いがすごく強すぎたんで。そこの気持ちの分け方というか切り替え方というか、そういうのを前もって準備していくことで、そこは改善されるのかなとは思うので。もちろん気持ちはしっかり入れるつもりではいますけど、その後にファイターズとして本当に重要なシーズンが待っているということを忘れずに過ごしたいなと思ってます」
―打者を立たせる予定は
「なかったんですけど、思ったより良かったので、危なくないなって判断で立ってもらいました」
―きょうのビジターユニホームは開幕をイメージしてか
「それはたまたまでした」
―チェンジアップを投げた時に「感触がいい」と
「もともとの課題が、腕が緩んでしまうところだったので、チェンジアップだったりカーブの時に。それがなくなってきているのかな。振った中で強いボールを投げられている、強いチェンジアップ、カーブを投げられている印象だったので、そこは自分の中で納得できる部分が多かったのかなと思います」
―次のブルペンでのテーマは
「まだ変わらないですね。真っすぐの精度というか強さを求めていきたいなと思ったので、次はそっちがメインになるかなと思います」

―スライダーを投げていないのは、いつでもアジャストできるからか
「それもありますし、あまり早い時期から投げると、というのが感覚的にあったので。ちょっと真っすぐに近い系のボールを大事にして、カットボールもそうですし、ツーシームもそうですし、スプリットもそうですし、ちょっとあまり操作しなくてもいいボールを優先に投げているのかなと思います」
―23年はこの時期のブルペンでスライダーを投げていた
「当時はスライダーしかなかったので、それを練習するしかなかった(笑)。実戦になってきて、普段のブルペンもここ1、2年はスライダーを投げていないかもしれないです。ゲームでというところが多いかもしれない」
―スライダーを投げると、ほかの球種に影響があるのか
「影響ってほどはいかないですけど、なんて言うんだろうな。なんか操作しちゃう感が出るので、それがちょっとゲームの中で十分かなって。量的に」
―チェンジアップは金子コーディネーターに聞きたいか
「前に聞いたことがあったんですけど、天才的な感覚を持っているので、僕にはできなかったので、違う方向で選択しましたけど。ネコさんのは、本当にフォーシームというか、本当に来ない真っすぐ。僕はそれができなかったので、ちゃんとスピンかけてっていう。いろんなサイドスピンとかかけながら変化させる方にシフトしています」
―真っすぐに近い軌道で
「ネコさんのじゃないですか。僕はどっちかというと落ちる系のボール」
―金子さんに伝えたことは
「グリップこっち? みたいに聞かれたので、そのグリップを見せて」
―握りを
「そうです」