《SHINJOの信条》サードの子、満塁で大きいの狙いにいくかと思ったら、会心のボテボテのセンター前(笑)

■パ・リーグ14回戦 オリックス3-7日本ハム(7月12日、エスコンフィールド北海道)
―(試合を振り返って)
「きょうは花火大会だと聞いていたので、面白い試合を見せた後の、さらに面白い花火大会になって良かったです」
―1番・五十幡、2番・矢沢がハマった
「パワー系オーダーより、スピード系オーダーの方が点を取っていますし、なんか打線になりますね」
【矢沢宏太 先制打&好走塁で九里を攻略 先発7試合連続安打】
―五十幡が出て相手が足を警戒すると、矢沢が生きる
「そうだね。相手が九里くんだったので、ずっと抑えられていたから、ちょっと守備も考えながら。きょうは加藤(貴)くんがピッチャーだったので。そんなに(打線は)点数が取れないかなというところで、取ってくれたので。加藤くんも3点でゲームをつくってくれたので、かみ合っていますよね」
【岩本勉のガン流F論:五十幡と矢沢は脅威の1、2番コンビ まるで田口壮&イチロー】
―矢沢の調子が良いと、五十幡の足と合わさって破壊力が増す
「(スイングで)左手を外したら使わないよって(笑)。意地でも外していない。外していないことによって、ファウルになっているんですよね。ファウルで粘って粘って、最後までボールを見て、ヒットにつながっているから、あれは続けてほしいですよね。きょう2本打ってくれという約束をしていて、2本打ったので、あしたもまたね。オーダーは決まっているんですけど」
―オーダーを投手によって代えるスタンスはそのままか
「今の流れ、良いですね。エスコンに戻ってきて、長打を意識したオーダーを組むと、きのうみたいに完封されることが今は多いので、3パターンできると良い。パワー系、スピード系、それをミックスした形。やっぱり(一回の)矢沢くん(が三走)の、石井くんの(2点目を奪った)セカンドゴロ。あれは大きいでしょ。あと、サードの子(清宮)のね、打点。でかいよね。(六回2死)満塁で大きいの狙いにいくかと思ったら、会心のボテボテのセンター前(笑)。あれだけ外野が前進している中、狙ったんでしょうね、あの打球を」

―本人は、インチキみたいなヒットと
「インチキヒットって言っていた?(笑)。最高のヒットですよね」
―清宮は7月に入って好調
「ホームランが出ていないから、(結果が)出ていないイメージ、絶好調には思えない印象だとみんなは思っていると思いますけど、最高の結果を出していますよね、今ね」
―石井のセカンドゴロは、見逃せば四球の可能性もあったが
「いやいや、良いです。今、背筋を真っすぐ伸ばしてほしいと(伝えている)。ちょっと丸まって、潜るようなイメージを、今はやめさせています。結果が出なくてもいいから。だから、背筋が伸びていることによって、あのセカンドゴロが生まれたと思うので。あれが潜っていると、空振りかポップフライになる。これは良い傾向だなと思います」
―前日、郡司に中堅を守らせた意図は
「郡司くんの、レフトの動きが良いんですよ。足の運びが。センターが一番、簡単なので。外野手の中で。全部、見えるから、スタートも切りやすいので。レフト、ライトだとちょっと角度が変わってくる。センターは簡単だなって、守っていたら思うと思う。だからちょっと、郡司くんのセンターもありかなと。肩はそんなに強い方じゃないんですけど、内野手をやっているので、捕ってすぐカットマンに投げられる技術は持っているから」
―本格的にやるか
「いや、徐々に。あと(守っていないのは)ライトとショートって言っていましたね。あんな記事書かれたら、いつ守らせようと思ってしまうじゃないですか(笑)。ピッチャーもね、点差がめっちゃ離れた時に(笑)。きょうの矢沢くんの(守備で)、レフトにポテンと落ちて、サードに行かれた(プレー)。あれを走りながら一発で、サードで刺せるようなプレーヤーになってほしい。走ってこないと思ったのか」
―花火は見るか
「見ない。違う映像を見ないといけないから」