ファイターズ
2025/06/05 18:20

【リベンジの裏側】玉井大翔 心に響いた新庄監督の「やり返してこい」 盟友・加藤貴之との熱い絆も

4日の阪神戦、六回途中から登板した玉井=撮影・桜田史宏

4日の阪神戦で見せた「らしさ」の裏には…

 日本ハムの玉井大翔投手(32)が4日、エスコンフィールド北海道で行われた阪神戦に登板。3日に決勝弾を浴びた大山と再戦し、空振り三振に斬った。

 痛恨の一発から一夜、雪辱の機会が巡ってきた。3点リードの六回1死一塁。打者・大山の場面で、先発の加藤貴に代わって玉井がコールされた。

新庄監督の一言で闘魂注入

 新庄監督が、直接マウンドへ。ボールを手渡し、声をかけてくれた。「ボスも『やり返してこい』と送り出してくれた。より気持ちが入りました。意気に感じて、絶対、抑えないといけないと思いましたね」

4日の阪神戦、六回途中、加藤貴(左端)から玉井(右端)に託した新庄監督=撮影・岩崎勝

 

リリーバーの難しさを再認識した1球

 前夜は2球目のストレートを中越えへ運ばれていた。

 「へこんだというか。自分の中で、もったいないやられ方だなと反省していた。中継ぎは1球で勝負が決まる。再認識させてもらった試合でしたね」。その思いがあっての〝再戦〟。初球から武器のシュートで内角を突き、最後はスライダーで空振り三振。続く糸原も中飛に仕留め、今季6ホールド目を挙げた。

先発左腕のためにも腕を振った

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