ファイターズ
玉井大翔 1球火消しに成功 レジェンド左腕・宮西に「より学ばせてもらっている」ことは…

■パ・リーグ10回戦 日本ハム1-2ソフトバンク(5月28日、みずほペイペイドーム)
確実に任務遂行も反省を忘れず
日本ハムの玉井大翔投手(32)が1点リードの六回2死一、二塁で先発・加藤貴の後を継いでマウンドへ。山川をカットボールで右飛に仕留め、わずか1球で火消しに成功した。
1点もやれない場面で、ピンチを断ったが「(ボールが)甘かったです」と苦笑い。「緊張しましたし、とりあえず結果が出て良かったですけど…。初球の入りとか、反省する部分が1球でもあったかなと思います」と冷静に振り返った。
今季ここまで7試合で防御率0.00
昨季は腰痛の影響もあり、1軍登板ゼロ。今年は今月3日の西武戦(エスコン)で576日ぶりに1軍マウンドに上がり、ここまで7試合に登板し、防御率0.00と結果を残している。
重要な場面で起用されることもあり、4ホールドを記録。「いいところで使ってもらったりしているので、それに応えられるように。あまり気負いすぎずに、自分のやることができているのかなと思います」と手応えをつかみつつある。
レジェンド左腕から大いに刺激
プロ9年目を迎えた玉井は、プロ入りから全てリリーフで335試合に登板。15日のオリックス戦(エスコン)では兄貴分と慕う宮西が、880試合連続リリーフ登板の日本記録を打ち立てた。
ここ数年、さまざまな快挙を達成する姿を見てきただけに「すごすぎて、そこに関しては感覚がバグっているのかな…。何も感じなくなってきました。また、何かの記録かって」
