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2026/02/11 20:35 NEW

《SHINJOの信条》コーチがだらしない。コーチの言葉に力がないから、選手に伝わっていない

■練習試合 楽天3-3日本ハム(2月11日、沖縄・名護)

 試合後、取材に応じた新庄剛志監督(54)の一問一答は以下の通り。

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ー清宮幸が1打席目でホームラン
「風、風、以上。近いよ、ポイント。結果的にホームランでね。気分的にうれしいんじゃないですか。風」

練習試合を終え、球場を後にする新庄監督

 

ー本人は山崎武司さんに教えていただいて、軸足に乗れるようになったと。監督から見てどうか
「見ただけではちょっと分からないですね。バッターは自分で思いっきり変えているつもりだけど、見る側にはそんなに分からないですね。野村くんも、ものすごく(構えて打ち出す時に手を)回しているらしいんですよ。回っていないでしょ。本人は綿菓子を作るぐらい回しているらしいけど、あれ?そんなに動いていないんだと。そんなもんですよ。ピッチャーにしても腕の位置を変えたって、こっちから見たら分からんでしょ。本人はものすごく変えているから。それで結果が出たんだったらね。山崎さんはあれだけ結果を出された方なので、その打ち方は間違いないということなので。変え始めはいいんですよ。これをずっと続けられるかという。そこが一番ポイントですね。ちょっと悪くなったらまた元に戻すでしょ。そこは見ておきたいですね」

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ー矢沢はいい打撃を続けているように見える
「んー、さあ、どっかに振ってどっかに飛んでくれというバッティングをしていたので、もう少し顔のブレとピッチャーが投げて一回受けて、インパクトをしっかりね。山崎さんが言っていたように、力任せで振っている感じがあったんじゃないですか。ちょっとそれをコーチに伝えて、ちょっときょう変わりましたね。あ、これでいいんだというのをちょっと分かってくれたんじゃないですか」

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ーカストロは守備機会があった。セカンドの守備はどうか
「あ、センター前だと思ったら、おった。セカンドの後ろに。選手のことを知らないでしょうけど、感覚で守っていたんでしょうね。肩もいいしね。まあ、(打撃面で)外のボールに手こずると思うので、ここからですよね。みんな最初はほぼほぼ三振で始まるので。あ、そうか、内野安打を打ったか(笑)」

ー投手陣の内容はどう感じたか
「浅利くんも柳川くんも高いね、ボールが。あれはもったいない。でもね、初めての登板なので。いいところに行ったボールは良かったので。浅利くんはテンポやマウンドの雰囲気、力みのなさは(好印象)。力感ないでしょ。それでも150キロ近く投げていたので。あれがバシバシバシバシ低めにね。ボールになってもいいから、そのあたりに来てくれるように体重移動、リリースポイントを確認してもらえたら。まあ楽しみですね」

ー(練習のために取り入れていた3アウト時のバックホーム、中継プレーに触れ)
「まあ、コーチがだらしない。(守っている時の)ツーアウトからの外野フライ。試合が一番、勉強になるでしょ。フライが飛んで、(外野手が)後ろから攻めて、サードランナーをイメージしてタッチアップを刺す。何回も言っているんだけど、中途半端でしょ。中継プレーも、うまくいっていないし。だったらしない方がいいので。コーチの言葉に力がないから、選手に伝わっていない。もうこれから、しなくていいかな。ああいう中途半端なら」

ー緊張感を持ってやってほしいと
「もう4、5回言っているんだけど。もうツーアウトになった時点で内野手が声をかけて。本当は外野手が分かっていないといけないんだけど。内野手から『ツーアウト。ランナーがいなくてもカットプレー、中継プレーでしっかりホームへつなぐよ』という指示が出ていない。それを指示していないコーチが、だらしないといえば、だらしないですね。だからもうしないです」

ーきょうから山本昌さんが指導を
「山崎福也くんをずっと指導してくれて。すごく合っているんじゃないかなと思いましたね。まあまあ、こう(山本昌さんのフォームに)はなっていなかった。そうなっていたら100点満点ですね(笑)。スクリューの腕の使い方は、たぶん山崎くんはできますよ。真っすぐより速い腕の振りができたら、バッターが『おっ』と差し込まれるイメージができるので。スクリューを追いかけます、追いかけます、追いかけます。それででスクリューが(脳裏に)残るから、そこでバーンとインコースに。まあ141、2キロでもいいじゃないですか。スクリューを80%ぐらい意識させる。そこで全く意識のない膝元のスライダー。なんやこの球というようなボールが(有効)。山崎くんの腕の振りがいい時、右バッターがスライダーを振っているので。この3つさえあれば。去年、カウントを取りにいく時、チェンジアップの腕の振りが遅いというか、打たれたじゃないですか。あれは改善できる。山本昌さんのスクリューさえ投げておけば、ゲッツーを取れるので。ノーアウト一塁とか面白いですよね、バントがない時。きょうの楽天戦でいったら、浅村くんの時とかね。一、三塁とか、インコース真っすぐで詰まらせてゲッツーとかね。まあ(現役時代の山本昌さんは)速かったんですよね。速いと思ってパッと見たら、あれ?140キロいっていないみたいな。それは、なんでだろうというところを聞いたんですけど、答えは秘密(笑)。ほかの球団のこともあるから。それを知りたかったら山本昌さんを呼んでくださいと。臨時コーチで。面白かった。俺のイメージと違った。そういうふうなデータで出ているから速く見えるんだと。俺と全然違う答えが返ってきましたね。あと50歳までずっと続けられる精神面もすごいですし。必要とされることがすごいですよね。もう、45歳を過ぎてボールの勢いもなくなってきたら、必要とされないじゃないですか。それが50歳まで。なかなか出てこないんじゃないかな、50歳まで。あした宮西くん、堀くんも(名護に)来るので。そこまで難しい教え方を、あのクラスの人はしないと思うんですよ。いろんなことを言われて、結局、最終的にたどり着いたところはシンプルで。こういう形がベストです、というパターンは何個かだと思うんすよ。山崎くんもたぶん、イメージが湧いたんじゃないですか」

【一問一答:山崎福也 竜のレジェンド・山本昌臨時コーチのスクリュー習得「新しい自分ですね」】

ー本人は教わったスクリューが完璧と話していた
「あ、そう。じゃあ、もう寝ないでほしい(笑)。ずっとブルペンで寝るように言っておいて(笑)。そうしたら忘れんでしょ。早く試合で投げたいと思いますよ、スクリューを。今まで対戦したパ・リーグのバッターは、スクリューの軌道を見ていないから。それを利用して真っすぐで、インコースをガンガンいってほしいですよね」

ー監督は現役時代、山本昌さんをどう攻略しようと考えていたか
「攻略? 僕、実は結構、打っているんですよね、昌さんから。ランナーがいない時かな。昌さんにも『結構、打たれているんだよね』と言われたことがあって。ただ、ランナーがいた時にダブルプレーというイメージがものすごくある。ダブルプレーで打ち取れるピッチャーは球数も少なくなるし、テクニックなのでね。それより、バッティングも教えてほしいぐらいですよね、左バッターに。バッティングもピッチングみたいな(変則的な)打ち方でヒットをバンバン打っていたので。三遊間とかセンター前に。心構えというか、どうやって打っているんだろうって。桑田さんと山本昌さんは、いいバッターだなと思って、センターから見ていましたね」

ー打撃がいい点も山崎と共通している
「そうね。昌さんが福也くんにバッティングを教えてる絵は写してほしくない(笑)。どうやろうな…一緒ぐらいかな、バッティングの良さは。飛距離は福也くんね」

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