矢沢宏太 適時二塁打で実戦4戦連続安打「アピールし続けないと」
六回無死一塁、適時二塁打を放ち、「DOMIれ!」ポーズを見せる矢沢=撮影・松本奈央
■練習試合 楽天3-3日本ハム(2月11日、沖縄・名護)
代打でタイムリーツーベース!
日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手(25)のバットが止まらない。六回無死一塁から代打で登場すると、楽天の泰勝利投手(22)から中越えの適時二塁打。これで今キャンプは実戦4試合連続安打と快音を残し続けている。
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その4安打のうち2本が意識している長打。矢沢も納得の表情を見せる。「それなりに打球速度も出てますし、良い感じです」。打撃スタイルは変えることなく、パワーアップに成功した肉体が長打を生み出している。
打撃練習については「しょぼすぎて…」と苦笑い。だが、試合での結果が全ての世界だ。「練習はしっくり来ないですけど、実戦はそこまで悪くないです。試合の感覚が良ければいい」と意に介さない。
六回無死一塁、適時二塁打を放つ矢沢
臨時コーチからも的確なアドバイス
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スイング時に体の軸が投手方向へ流れる打撃フォーム。調子が崩れると、このスウェーの幅が広がり、捉えきれないことも多くなるという。山崎臨時コーチからも「練習ではちょっと窮屈かもしれないけど、スタンスを狭めて」との指摘を受けた。「スタンスが広いと、そういうところも出ちゃうので、ないようにしたい」
さらに、感覚肌の矢沢は、打席の構えでもその瞬間の感性を重視する。10日のライブBPでも「1打席目と2打席目でちょっと違う」。18.44の中での〝距離感〟は投手によって異なる。「その中で自分がしっくり来る自然の構えで立ってる感じですかね」
六回無死一塁、適時二塁打を放った矢沢(右)
心強い存在がチーム復帰
今季から西川が5年ぶりに復帰した。チーム屈指の快足を誇る矢沢にとって、通算343盗塁を記録するスピードスターの加入は大きい。
同じ左打ちの外野手でライバルの一人ではあるが、聞きたいことは山ほどある。しかし、走塁に関してはまだ深く話せてないようだ。「試合中の、ベンチに一緒にいるタイミングで『こういう時どうしますか?』という話はしたい」と〝取材〟の構想は練っている。
キャンプの第3クールも折り返した。「アピールを続けないといけない」。中堅のレギュラー奪取に向けて、快音を響かせ続ける。