矢沢宏太 松本剛と涙の別れ 初対面の時から印象激変「全然、違いました」
鎌ケ谷で自主トレを行う矢沢=撮影・近藤裕介
あふれる感謝の思い
日本ハムの矢沢宏太投手(25)が、FAで巨人に移籍することが決まった松本剛外野手(32)との別れを惜しんだ。ミスをしたとき、悩んでいるとき、いつでもそばで話を聞いてくれた大好きな先輩がチームを去る。「事あるたびに、指導してもらったというか、何かプレーがあったら、ベンチに帰って、こうだったよねと。エラーした後も、必ずフォローを入れてくれたりしていましたね」と感謝の思いがあふれた。
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先日行われた納会の場で、松本剛からのあいさつを聞いた矢沢は、涙をこらえられなかった。「選手会長も清宮さんに代わると。『もしかしたら、他球団に行くかもしれない。ありがとうございました』みたいな話をしていて、結構、剛さんも感極まっている感じだったので、僕も、もらい泣きしました」
5月20日のソフトバンク戦、揃って一軍に昇格した松本剛(右)と矢沢
「自分に集中している人なのかなと」
矢沢は入団時、前年まで松本剛が着用していた背番号12を受け継いだ。ただ、最初は少し近寄りがたい印象があった。「入った時は、正直、首位打者も獲っていたので、(周囲を気にせず)自分に集中している人なのかなと思っていたんです」。ただ、実際は真逆だった。
自分が良いときも悪いときも関係なく…
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「全然、違いました。周りのことをめっちゃ考えているし、自分が良いときも悪いときも、関係なくチームのことを考えている人でした。常にチームが良くなるためにというのを、いろんな人と話しながらやってくれていました」
1年目から気にかけてもらい、多くのアドバイスを受けてきた。将来的には人間性も含めて、少しでも近づきたいと思っている。「今の僕はまだ、チームを見られる余裕がないというか、まだ自分のことで精一杯です。いつか余裕が出てきたら、そういうふうになっていきたいなと思います。(首位打者も) もちろん狙っていきたい。獲りたい賞です」と、背中を追い続けるつもりだ。
9月18日のソフトバンク戦、試合前練習で矢沢(左)と話す松本剛
交流戦で会いましょう もちろんセンター同士で
直近の目標は、来年の交流戦で交互に、エスコンフィールドの中堅を守り合うこと。「やっぱりフィールドで(再会したい)。試合に僕が出ていたいですし、同じセンターで、またエスコンで剛さんと、センター同士で試合に出られたらいいなと思っています」。大好きな先輩と過ごした貴重な時間を糧に、レギュラーを獲って恩返しする。

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