【一問一答】山崎福也 竜のレジェンド・山本昌臨時コーチのスクリュー習得「新しい自分ですね」
山本昌臨時コーチ(右)の指導を受けながらブルペンで登板した山崎=撮影・松本奈央
進化を続けるベテラン左腕
日本ハムの山崎福也投手(33)が11日、ブルペン投球を行い、テンポ良く104球を投じた。この日から臨時コーチを務める山本昌氏(60)から伝授された〝伝家の宝刀〟も数多く試投。投球での手応えなどを語った一問一答は以下の通り。
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―ブルペン投球がすごく楽しそうだった
「良かったです」
―山本昌臨時コーチの教えを受けて
「実際、タイプ的にはたぶん似てると思うので、良い球を投げるためのコツづかみっていうのはすごいなと思いました。良いラインを出すためのちょっとしたコツっていうのは、すごい引き出せたというか、良い話を聞けました」
―右腕、左腕の使い方を教えられているように見えた
「右はしっかりとライン、キャッチャーの方に向かっていくっていうのと、左はしっかりと肩甲骨を開けるというか。そうすれば、ちゃんと真っすぐ行けるっていうのは聞けました」

―スクリューも投げていた
「投げました。本当、きょう結構、良い軌道で投げられていたので、それは僕の中でも良かったかなと思います」
―自身のチェンジアップの投げ方と似ている部分もあったか
「いや、スクリューとチェンジアップに関しては全く違うんですけど、それを投げることによって、全部の球種が良くなる感じがするので、なんかすごいなとは思いました」
―すぐ操れている感じもあったが、初めて投げたか
「初めてですね。投げたことないですね」
―感覚的には、つかめそうな手応えもあったか
「つかんでますね」
―武田コーチも「完璧だ」と
「完璧でしたよ。あとはその微調整なので。高め行くか、低め行くかって感じですね」

―投げ終わりで山本昌臨時コーチとキャッチボールもしていた
「やっぱり全部一緒なので、軌道が。こっち(右)に来ないですね。全部こっち(真ん中)からこっち(左)なので。っていうのも対角線でしっかりと良いラインを出せているので。昔の昌さんの映像を見ても、基本的にクロスなんですよ、全部。そういうふうに行けるっていうのは、もう体に染み込んでいると思うんですけど、それが今でも崩れないっていうのはすごいなと思いました」
―「俺、60歳だぞ」とも言っていた
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「たぶん、今の選手よりもラインを出すのは一番うまいのかなっていうのは感じました」
―スクリューの握りは臨時コーチの握りを
「全部、参考にしました。人さし指はもう添えるだけ」

―中指は最後に離す
「中指で回転をかける感じです」
―チェンジアップより速い
「だと思います」
―どういうところがしっくりきたか
「まず、投げている球の軌道も良かったですし、落ち方もこっち(外)に行くので。チェンジアップは(そのまま)低めに行くんですけど、こっち(外)にビューって曲がるのも良かったですし、それを投げている時の投げ方が本当に良かったので、それ投げた後の真っすぐもすごい良かったですね。全部、良い方向につながるのかなと思いました」
―カーブの手応えも良かったと思うが、スクリューと投げたからこそか
「だと思います。スクリューを投げた後に、真っすぐもそうですけど、カーブも良かったですね」
―どういう理屈でその効果が
「肘を上げるって言ってました。肘が勝手に自然と上がるので、しかも上がり方が肩甲骨をしっかり開く上げ方だから、それが後に全部、生きてくるっていうのは言ってました」
―決め球になりそうか
「難しいですね。バッターと対戦してないので、なんとも言えないですけど、(バッターの)反応を見てからですね。真っすぐも良くなっているので、どんな感じになるのか楽しみですね」
―持ち球が増えるのは引き出しが増えそう
「増やしたいですね」
―「根拠のない自信も大事だ」と言っていた
「本当その通りで、マウンド上でいかに強気でいられるかっていうのも大事ですし、やっぱり気持ちが引けてしまうと、いかれてしまうので。スクリュー放ることによって、真っすぐも良くなるっていう、それ根拠あると思うんですけど(笑)。『根拠はないけど』みたいな感じで言ってましたけど」
―スピードは真っすぐとチェンジアップの中間
「だと思います。チェンジアップよりもたぶん速いですね」
―外に落ちていく
「若干、逃げます」
―スクリューを投げることによって、チェンジアップの振り抜き方も良くなった
「良くなってます。全部が良くなっているので、スクリューで投げている位置が良いので、その通りにカーブ、スライダー、真っすぐを投げると、自然と良くなる感じがしますね」
―自身のセンスもあると思うが、教え方も分かりやすかったか
「背丈と球質とか、似てるのもあって。僕が言っていいのか、分かんないですけど。近いものはあるのかなっていうのは」
―臨時コーチが決まって、スクリューのことを聞きたいというのはあったか
「いろいろと聞きたいなとは思っていたんですけど、まさかこんな感じに、きょうなるとは思ってなかったので(笑)。本当、良い日ですね。良かったです」
山本昌臨時コーチ(左)の指導を受けながらブルペンで登板した山崎(中央)
―球数も100球を超えたが、その予定だったか
「きょうは70球ぐらいにしようかなと思っていたんですけど、投げるのに集中しすぎてたら、60球って言われて、もう60ですかってなった。まだ全然、張ってなかったので、全然いけるなと思っていっちゃいましたね」
―気持ちも乗っていて楽しそうだった
「やっぱりこういう気分が良い時に、いっぱい放っておきたいですね。特にこのキャンプ期間中は」
―立ち投げを含めると、130球ぐらい投げたが、疲労感は
「ないんですよね、あんまり。あしたはちょっと気になるんですけど、あしたのキャッチボールでどうかなっていう。それで疲労感がなかったら、確実に肘の位置が良かったのかなと思うので、あした楽しみですね」
―今までより肘が高くなっているイメージか
「僕、去年までは、なでていたんですよね、肘を。それで去年のシーズン終わり、中継ぎになってから、(投手コーチの)加藤さんとか久さんと一緒に『もっと(上から)叩こうよ』って言っていたことが、さらにきょう晶さんが一緒のことの上を言っていたので、なるほどと思って、全部がつながった感じがしたので、僕にとっては去年のシーズン終盤から、きょうっていう日が良かったです」
―目から、うろこが落ちた
「そうですね。びっくりしました」
―新しい自分になった感覚か
「そうですね。スクリュー放ってなかったんで、新しい自分ですね」
―これまで山本臨時コーチのスクリューのような位置付けの球種はあったか
「前はカーブがそんな感じだったんですよね。それがもうここ何年もなかったんですけど、その感覚が。きょうスクリュー投げたら真っすぐが良かったんでっていうふうに話をしていったら『肘が上がるから真っすぐ良くなるよ』って言ってました。なので、それ以来の感覚です」