旭川会場でファンとふれあい

　「ニッポンハムプレゼンツ　プレミアムトークライブ」が１８日、道内各地で行われ、旭川会場では松本剛外野手（３２）と浅間大基外野手（２９）が出演した。国内フリーエージェント（ＦＡ）権を行使した松本剛は注目されている去就について言及しなかったが、ファンの質問に笑顔で答えるなど、触れあいの時間を楽しんだ。

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　歓声と拍手に迎えられ、チェック柄のシャツで合わせた２人が登場。司会に私服が似ていることを指摘されると、浅間は「僕と剛さんぐらいになると、話さなくても合っちゃうので」とニヤリ。この日は帽子やサングラスを身につけていたが「おしゃれって小物で差をつけないと、と思っているので意識してやっています」とファッションのこだわりも明かした。

選手会を知り尽くし会長路線も…

　日本ハム選手会でともに役員を担ってきた。選手会長の松本剛は「一番、選手会を知り尽くしているのは大基なんですよ。大基は７年、選手会に所属している。見習いという謎の名目から始まって、会計にいってやっと副会長までのぼりつめた。本当は会長路線なんですけど、そこはね…。（来年は）別な人に会長をやっていただこうと思っているので、そのタイミングで大基も勇退という。僕がやめるタイミングでやめる、という契約を結んでいたので」と、新体制にバトンタッチする意向を示した。

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初めての挑戦

　オフの取り組みがトークテーマになると、松本剛は肉体改造に着手すると宣言。「（これまでは）食をそこまで気にしてきていない。今年のオフは食事管理をしっかりして、体をつくり直す。根本を（見つめ直して）、初めて挑戦しようかなと。タンパク質、脂質の量を計算して。運動量に対して取り過ぎないようにとか。タンパク質はいつも同じ量を取るようにという意識を持って、やり始めています。いい体になるかもしれないです。マッチョになろうかなと。ゴリマッチョではなく、シュッとしたマッチョの方を目指したいなと思います」と理想を掲げた。

仲の良い選手との話

　来場者の質問コーナーでは、仲の良い選手とのコミュニケーションについて聞かれ、浅間は「さすがにいるよ。僕は（上川畑）大悟、今年はより仲良くなりましたね。大悟の部屋に行って２人でＹｏｕＴｕｂｅをずっと見たり。（動画の内容は）ゴルフ。あいつ渋いのでキャンプとか、旧車を見たり。僕はたいしておもしろいとは思わないんですけど、一緒に見られたらいいかと。めっちゃ仲良いです。だいちゃんずで」とうれしそうに回答。レイエスが話題に上がると、松本剛はまぶだちと表現し「普段会話するとき、彼はスマートで頭がいい。日本人が分かるような英語と日本語を交えながら一生懸命教えてくれる。通訳さんが訳そうとすると『ノー、俺が伝えるんだ』と。こちらも英語なんてほとんど分からないですけど、日本語と気持ちで答えて。意外とコミュニケーションが取れる。レイエスもマルちゃんも。ちょっと、ふざけてレイエスの悪口を言うと『オレの悪口を言っているだろ』と。それがかわいい。分かっていてわざとやるんですけどね」とシーズン中のエピソードを口にした。

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　ゲームや記念撮影に応じ、来季に向けた意気込みも披露。長くファイターズを支えてきた中堅コンビは、最後まで息の合った掛け合いでファンを喜ばせていた。