育成ドラ1・常谷拓輝 プロ初のキャンプに充実の表情「本当に課題がたくさんある」
四回から途中出場した常谷=撮影・北村史成
■練習試合 中日3-5日本ハム(2月17日、沖縄・名護)
途中出場で存在感
充実のキャンプが続く。日本ハムの常谷拓輝内野手(22)が四回から代走で途中出場した。巡ってきた2打席で快音は響かなかったが、しっかりと四球を選んだ。1度訪れた守備機会も難なくこなし、早期の支配下登録へ着実にアピールしている。
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六回に訪れた第1打席。中日・根尾の甘く入ってきたスライダーを捉えたが、中堅手の正面を突いた。八回には左腕・森山の投じる変化球をしっかりと見極めて四球で出塁。「良い打席を送れたかなと思います」。〝初安打〟はお預けとなったが、実戦での対応力は光るものを見せている。
「まだ打席数自体が少ないので、これからもっとブルペンでピッチャーの球を見たり、実戦的なボールを見ることが結果にもつながってくると思う。そこを大事にしながら、またチャンスがあれば、次は結果を出したい」
六回無死、常谷が中飛に倒れる
徹底指導で守備力アップ
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プロの球はレベルが高い。「真っすぐの強さ、変化球のキレ。やっぱりすごいところに来たなと感じている。そこへの対応力であったり、スイングスピードとか、もっと詰めてやっていけたら良くなるとは思う」
自身が課題としている守備では、岩舘ファーム内野守備走塁コーチと二人三脚で磨きをかけている。「もともと(ゴロを)正面で捕るのが苦手」な常谷は、ボールの見方からメスを入れた。「少しラインをずらして、自分の左側で捕る」ようにしてから、ボールとの距離が取れるようになり、イレギュラーなどにも対応できるようになった。「まだまだ練習中ですけど、そこのアプローチは良い感じだと思っている」
守備練習を行う常谷(中央)
サクセスストーリーは始まったばかり
野球漬けの日々。北国から沖縄の地に入ったが、南国の空気に浸っている時間すらもったいない。「野球に集中して頑張りたい」。空き時間も交代浴をしたり、体のメンテナンスに時間を費やす。全ては目標である支配下登録を勝ち取るため。
ルーキーイヤーの初キャンプも後半戦に突入。「もう少し実戦的なボールに対しての、目慣れが必要。守備ももっと詰めていかないと。本当に課題がたくさんあるので、一つでもつぶして良いキャンプにしたい」。野球がうまくなるための、これ以上ない環境だ。
