【一問一答】北海学園大・常谷拓輝が日本ハム育成1位 地元球団指名に「本当に頭が真っ白」
日本ハムから育成1位の指名を受けた北海学園大の常谷(右)=撮影・村本典之
チームメートとともにつかんだプロへの切符
プロ野球ドラフト会議が23日、都内で行われ、北海学園大の常谷拓輝内野手(21、札幌静修高)が日本ハムから育成1位指名を受けた。目指すは早期の支配下昇格。熱い意気込みを語った一問一答は以下の通り。
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―日本ハムから育成 1 位で指名。今の気持ちは
「まさか選ばれると思ってなかった。すごいうれしい気持ちです」
―地元の北海道で野球ができる
「生まれも育ちも北海道なので、地元でプレーできるのはすごいうれしい」
―日本ハムの印象は
「若い選手が本当に元気ですし、明るく活躍しているチーム。少しでも早くファイターズの一員になれたら」
日本ハムから育成1位の指名を受け、フォトセッションに応じる北海学園大の常谷
―育成からのスタート
「まずは支配下になって、1軍で活躍できるような選手になりたい」
―今、感謝を伝えたい人は
「幼い頃から育ててくれた両親には一番、感謝を伝えたい」
―ファイターズでの目標、憧れの選手は
「郡司裕也選手です。広角に長打を打てるところもそうですし、勝負強さであったり、状況に応じたバッティングは非常に参考になる部分で、目標となる選手だと思います。今は目標ですけど、いつか追い抜けるぐらいの実力を付けて頑張っていきたいなって思います」
―ファイターズファンへ
「まずは支配下を勝ち取って、今年達成できなかった日本一を。チームの一員になれるように頑張っていきたい」
―北海学園大から3選手が指名。互いにライバル
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「この大学には、ポジションは違いますけど、同じ目標を持った選手が数多くいた。それが本当に自分のモチベーションになりました。これからはライバル、対戦するピッチャーになりますけど、負けないぐらい頑張っていきたい」
―あらためて指名された瞬間の気持ちは
「まさか呼ばれると思ってなかったので、呼ばれた時はぼうっとしてました」
―指名されるかドキドキしたか
「育成(の指名)が始まった時にすごいドキドキしていた。呼ばれた瞬間はうれしかったけど、本当に頭が真っ白になった」
―そのチームが日本ハムだったことについては
「ずっと北海道で育ってきたので、幼い頃からファイターズの試合をずっと見ていました。球場に足を運んでいたので、そういったチームに入れて本当にうれしい」
―ビッグボスの印象は
「すごい影響力のある監督だと思っています。そういう監督を早いうちに味方に付けられるように。自分の持ち味を出してアピールして頑張っていきたい」
オリックス5位指名の高谷(上左)、広島4位指名の工藤(上中央)とともに祝福される日本ハム育成1位指名の常谷(上右)
―使ってもらえる自信は
「僕はコミュニケーション能力が低いんで、ちょっとこれから頑張って上げようかなと思います」
―アピールしたい能力は
「広角に長打が打てるっていう部分に関しては、自分の持ち味です。ミートゾーンの広さは一つ、自分の武器です」
―1年目から支配下を目指すか
「そうですね。1年目から全力でプレーして、支配下を勝ち取りたい」
―二刀流としてやってきた4年間で一番、頑張ったことは
「このチームメートとやれることはもうない。4年間、本当に頑張ってきたので。最後の秋は神宮という目標には届きませんでしたけど、一度、自分たちの代で神宮に行けたので、このメンバーでやれて良かったかな」
―一番頑張った部分は
「ピッチャーが素晴らしいので、ピッチャーの足を引っ張らないように頑張りたいと思っていた。打者陣については自分が中心になってチームを勝たせる選手になると、この 4 年間ずっと目標を持ちながらやってきた。この大学はトレーニングする選手が多い。大学に入って体が明らかに大きくなった。トレーニングの部分も頑張ってきた。これからも続けてやっていきたい」