【一問一答】登別市出身の中京大・秋山俊が西武から3位指名
西武から3位指名を受けた中京大の秋山
走攻守三拍子そろった外野手
プロ野球ドラフト会議が23日、東京都内で行われ、登別市出身で中京大の秋山俊外野手(4年)が西武から3位指名された。侍ジャパン大学日本代表にも選ばれた走攻守三拍子そろった外野手。会見の一問一答は以下の通り。
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―今の率直な気持ちは
「ずっと小さい頃からの夢だったプロ野球選手のスタートラインに立つことができたのが素直にうれしい。本当に4年間共に戦ってきた仲間たちで、たくさん支えられてきたので、この仲間に一番喜んでもらえたらすごくうれしいです」
―目が潤んでいる
「4年前の指名漏れから4年間やってきたことには自信を持って取り組めてきたので、それがやっと報われた」
―3位指名
「順位は本当に何位でも行こうと思っていたので、高く評価していただいたことが、すごいうれしいです」

―西武の印象は
「幼い頃は強打で打ち勝つ野球をしていたイメージがあるので、その打線の一角になれたら」
―どんな選手にどんな話を聞いてみたいか
「同じ外野手の西川選手には、バッティングのこととか、いろいろ聞いてみたい」
―対戦したい投手は
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「日本ハムファイターズの伊藤選手は、今はパリーグで一番いい投手だと思っているので、そういった選手と対戦したい」
7月、エスコンフィールド北海道で行われた日米野球選手権大会に出場した秋山
―大学4年間を振り返って
「4年間、中京大学で頑張ろうというところからスタートして、なかなかうまくいかないこともあったんですけど、最終学年になってからは覚悟を決めてやることをしっかりやり切ろうと思ってスタートしたので、それがいい結果にたどりついた。本当に良かった」
―どんなところが強くなれたか
「一番はメンタル面で成長。高校までは自分の成績に一喜一憂していたんですけど、大学に入ってから自分の結果というよりは、自分がいかにどう成長していくかというところに目を向けてやってきた。そこが一番成長したかな」
―アピールポイントは
「自分のセールスポイントはバッティングだと思っているので、打線を引っ張っていけるような中心バッターになりたい」
―プロ1年目の目標は
「本当に早く1軍に上がって試合に出て自分の名前を覚えてもらって、ゆっくりファンの皆さんに愛されるような選手を目指していきたい」
―最終目標は
「やっぱり打者としては、首位打者を取れるようになりたい。一番目標にしていることなので、そこを目指して頑張っていきたい」

―秋山という名前に何か縁を感じたか
「不思議と思う部分はあったので、歴代の秋山という選手に負けないように頑張りたいと思います」
―入学直後は苦労した
「1、2年生の頃は大学生のボールに対応できなくて、打率を残せない部分が続いていたんですけど、3、4年生と上級生になるにつれて少しずつウエートトレーニングの効果もあって打球も強くなりました。ホームランも出るようになってコンタクト力も上がってきたので、トータルして上級生になるにつれて(実力が)上がったかな」
―ウエートトレーニングについて
「そうですね。3年生に入ってからは、本当に力を入れるように週5日とかはやるようにしてました。体重は入学してから8~10キロぐらいは増えたので、そこが選手として一番成長できた要因だった」
―上位指名されることができた要因は
「力強さとコンタクト力が一番かなと思っています。ホームランバッターよりアベレージヒッターかなと思っています。そこが伸びたのが一番かな」
―日本ハム・伊藤との対戦が楽しみ
「パ・リーグの右投手だったら一番良い投手。野球ファンだったら誰でも分かる選手だと思うので、そういったトップの選手と対戦できる機会はなかなかないかもしれないですけど、野球をやってるからには対戦したいですし、何とか打ちたいという気持ちもある。本当にまずは1軍に早く上がって対戦できるようなレベルになりたい」

―仙台育英高の須江監督からは
「まだまだ伸びしろがあると声をかけていただいた、4年間しっかりやれば大丈夫だと声をかけていただいた。遅れましたが3年間の恩返しができた」
―座右の銘は
「謙虚に取り組むことを一番大事にしているので、何があっても天狗にならず、というところを意識して心がけてます」
―逆方向にも飛ばせる
「高校の頃から打球は出ていたんですけど、大学入ってからあそこまで力強さと飛距離が出るようになった。ウエートトレーニングの成果というか、ウエートの効果もそういったところに出ているかな」