【一問一答】道産子侍・秋山俊がマルチ記録 元F・糸井に憧れ「走攻守で素晴らしい」【日米大学野球】
二回2死、三遊間への内野安打で出塁した秋山=撮影・桜田史宏
■日米大学野球選手権(7月8日、エスコンフィールド北海道)
▽第1戦 米国1-6日本
「7番・右翼」で侍デビュー
3連覇を目指す侍ジャパン大学日本代表は、6-1で第1戦を勝利した。「7番・右翼」で先発出場した中京大の秋山俊(4年、登別緑陽中出)は侍デビュー戦で左右に2安打をマーク。持ち味を遺憾なく発揮した。試合後の一問一答は次の通り。
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―エスコンでの初のプレーを振り返って
「最初はやっぱり緊張しましたけど、だんだん慣れて、回を重ねるごとに普段通りのプレーができたかな」
―持ち味通り広角への2安打
「試合前の打撃練習から、きょうは割り切っていこうと思ってやっていたので、その結果が良い形にもつながった。迷うことなくバットを振れたのが良かったかな。ここまで来たら考えてもしょうがない。やることをやって、しっかり自分のフルスイングを意識してやっていたので、それが良かったかな」
二回2死、内野安打で出塁した秋山
―相手投手が小刻みに代わる中で意識したこと
「アメリカのピッチャーは真っすぐが速いので振り負けないように意識した。その真っすぐをしっかり2本捉えられてヒットにできた。初球から振っていくことを意識した中での2安打だったので、真っすぐに振り遅れなかったのが良かったかな」
―ファイターズジュニア出身。日ハムの新しい本拠地でプレーした
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「自分が北海道を出てからできた球場だったので、今まで育った札幌ドームっていうのが自分の知っている頃の球場だった。そういった意味では、一度はプレーしたいなと思っていたので、プレーできて良かった」

―仙台育英時代のチームメート、伊藤樹投手と再び同じユニホーム
「(東京)六大学の早稲田でエースでやっていたっていう。なんですかね。圧巻のピッチングじゃないですけど、見てて心配にならないというか。ライトから見てて安心感がずっとあったので。本当に良いピッチャーだなって、改めて思いました。4年間、ずっとテレビとかで見てたので。雲の上の存在じゃないですけど、結構、高いところに行っちゃったなっていうのは、この3年間で感じた。追い着け追い越せじゃないですけど、やっと同じフィールドに立てて、自分も樹に成長した姿が見せられたかな」
―元日本ハムの糸井嘉男選手が憧れ
「自分が知っているのはファイターズとかオリックスとか、阪神まで全部知ってますけど、どの時代でもどの球団でも変わらず超人的なプレーじゃないですけど、走攻守で素晴らしいプレーをしていたのが憧れてる理由。元々投手とか内野手をやっていたんですけど、高校から本格的に外野手をやりだして、その時に目指そうって思った時に、一番に出てきたのが糸井選手だった」
―第5戦まであるが、地元でできるのは残り1試合
「割り切って自分のフルスイングを初球から変わらずやっていく中で、場面に応じたバッティングも求められていると思う。チームファーストでやっていけたら」
試合前の選手紹介でグラウンドに向かう秋山
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