初選出の道産子・秋山俊 前日練習のエスコンに「非常に興奮した」【日米大学野球】
前日練習に参加してティー打撃で調整する秋山=撮影・西川薫
全日本選手権で8強入りをけん引
日米大学野球選手権の前日練習が7日、エスコンフィールド北海道で行われた。初選出の秋山俊外野手(4年、登別緑陽中出)は、仙台育英を経て中京大入り。大学では2年春から主力として活躍した。6月の全日本選手権で8強入りをけん引した打撃で、侍ジャパンの3連覇に貢献する。
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任された場面で打撃アピールだ
走塁練習する秋山(左)と平川
地元での侍デビューが目前に迫った。「チームとしては、アメリカに勝ち越して優勝することが目標。バッティングをセールスポイントとしてやっているので、任された場面、役割をバッティングの面で全うできたら」と意気込んだ。
ずっとプレーしてみたかった球場
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昨年末に実家へ帰省したときには、まだ〝候補〟だったが、見事メンバー入りを果たしての里帰りとなった。秋山が中学を卒業して北海道を離れた頃には、まだ影も形もなかった北広島の新球場。「ずっとやってみたいなと思っていた球場だったので、初めて足を踏み入れて非常に興奮した。楽しい時間を過ごすことができました。グラウンドの見え方というか、きれいさ。他のグラウンドにはない、雰囲気があった」。
打撃練習では「ボールの見え方も、すごくいいです。打ってて、あんなに気持ち良いのは初めてだった。やっぱり良い球場だなって、改めて思いました」と、感動すら覚えた。
右翼フェンスの形状を確認
ノックでは、右翼線のクッションボールの確認に時間を割いた。「グラウンドの形状が、今までやってきたのとは明らかに違う。結構デコボコしていたりしていたので、ワンプレーで無駄な進塁を与えないように、スタッフの方とかと確認した」。当日は両親が応援に駆けつける。「2戦とも家族は来る予定になっているので、良いプレーを見せられたら。全力でグラウンドを走り回ってる姿を見てもらえたら」。凱旋出場へ、臨戦態勢は整った。
外野ノックでライトから本塁へ送球する秋山
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