大学・社会人野球
2025/07/09 00:25 NEW

侍デビュー戦の道産子・平川蓮が右打席で2安打1打点1盗塁「明日は左でホームラン」【日米大学野球】

五回2死一、二塁、ライト前へ適時打を放った平川=撮影・桜田史宏

■日米大学野球選手権(7月8日、エスコンフィールド北海道)
▽第1戦 米国1-6日本


 

「8番・左翼」で走攻守の活躍

 3連覇を目指す侍ジャパン大学日本代表は、6-1で第1戦を勝利。侍デビュー戦となった、仙台大の平川蓮(4年、札幌国際情報)が「8番・左翼」で2安打1打点1盗塁をマーク。ネット裏にはNPBを始め、メジャーのスカウトも視察に訪れる中、走攻守で躍動した。

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感謝の気持ちを伝えたかった

 平川が家族や高校・中学の同級生が大勢見守る中、見事な侍デビューを飾った。「お世話になった方々に感謝の気持ちを伝えられるような全力プレーや、発言、行動をしようと思っていたので、こうやって2本のヒットが打てて良かったです。この初戦を取るということで練習して準備してきたので良かった」と声を弾ませた。

日光が眩しかった守備で好捕

三回、守備でも見せた平川

 まずは守備で見せた。三回無死。左翼線への難しい飛球を50メートル5秒9の俊足を生かして、ランニングキャッチ。観客席からはひときわ大きな声援が送られたが、「途中からルーフが開いて、日光が眩しかったんですよ。ダイビングキャッチっていう感じじゃないんですけど、捕ってから体勢が悪くなったので、転んだみたいな(笑)」と頭をかいた。

自信のない右打席もマルチで初打点 「来た! と思ったら…」

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