スピードスケート女子500メートル銅の高木美帆 1000の銅とは対照的に「うれしさは強い」【ミラノ・コルティナ五輪】
女子500メートルで銅メダルを獲得し、日の丸を掲げる高木=共同
通算メダル9個目は日本女子最多
【ミラノ共同】ミラノ・コルティナ冬季五輪第10日の15日、スピードスケート女子500メートルで前回北京五輪2位の高木美帆(31、TOKIOインカラミ、帯南商高出)が37秒27で銅メダルを獲得した。今大会は1000メートルの銅に続いて2個目。夏季を含めて日本女子最多の通算メダル数を9個に伸ばした。(共同)
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手応えつかむ銅 本命レースに弾み
メダルの色は6日前と同じだった。表彰台で見上げたオランダの2人も同じ顔触れだった。それでも高木は女子500メートルの3位に大きな手応えをつかんだ。
「北京の時より順位は一つ落ちたけど、そんなにうまくいくとは思っていなかった。うれしさは強い」
スタッフに飛びかかって喜びを表現
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クールダウン中に画面で最終組の結果を見届け、満面の笑みでガッツポーズ。スタッフに飛びかかるように抱きついた。銅メダルで悔しさを表した1000メートルとは、明らかに対照的な反応で喜んだ。
4組目で外側レーンから登場した。偶然にも北京五輪と同じで「流れが来ているなと思った」と意気は上がった。最初の100メートルを当時とほぼ同じ10秒40で通過。バックストレートの後半で、ぐんと伸びた。まだ後ろには22人も控えていたが、表彰台には十分な好タイムをたたき出した。
女子500メートル 滑走する高木。銅メダルを獲得した
前回大会のように500で追い風に
前回も本命ではない500メートルの銀メダルで勢いに乗り、最後の1000メートルを制した。今大会も二つ目のメダルが追い風となるか。初制覇に照準を合わせる20日の1500メートルは最終種目。ウイリアムソン師円コーチは「レースを追うごとに良くなっていくのが美帆さん。1500メートルへの弾みがついた」と歓迎した。
女子500メートル 、レースを終えて歓声に応える高木
「点と線」
オールラウンダーとして戦う高木は、五輪の各種目を「点と線」で捉える。目前の勝利を目指すと同時に「全体を通して、どこまで質を上げられるかも視野に入れている。逆算を自然と考える部分もある」と明かした。歓喜の終幕へ機運は高まってきた。
女子500メートルで銅メダルを獲得した高木(右)。中央は金メダルのフェムケ・コク、左は銀メダルのユタ・レールダム
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