ファイターズ
2022/11/30 22:00

加藤貴が1億円プレイヤーの仲間入り 球団は複数年契約提示も「もう1年勝負したい」

今季72年ぶりに記録更新したシーズン最少与四球数を更新する10四球を目標に掲げた加藤貴が、新球場のマウンドを指さして笑顔を見せた(撮影・松本奈央)

6200万円増の1億3500万円でサイン

 来季の開幕投手に内定している加藤貴之投手(30)が30日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸7300万円から6200円増の1億3500万円(推定)でサイン。プロ8年目で大台突破を果たしたが、「そんなに物欲がない。まだ、イメージが分からなくて…。高い買い物もしますけど、今より倍入るくらい」と〝らしさ全開〟だった。

 一流選手の証しともいえる〝1億円プレーヤー〟の仲間入りを果たしても、加藤貴はひょうひょうとしていた。「裏方さんをはじめ、トレーナーの方、コーチの方、すべての人に感謝して、僕一人で取った金額ではないので」と謙虚にコメントした。

最少与四球記録の更新狙う「1個でも少なく」

 今季は2年連続2度目の規定投球回に到達し、与四球数11個と72年ぶりにシーズン最少与四球数を更新した。来季の目標を問われると、迷いながらも色紙に『10四球』と記入。「1個でも少なく、いけたらいいな」とニヤリと笑った。

新球場開幕投手の大役も平常心「いつも通り全力で」

 日本ハムは来年3月に開業するエスコンフィールド北海道で、他球団より1日早く3月30日に楽天との開幕戦を行う。メモリアルな一戦での大役を託された左腕だが「いつも通り全力で初回から投げていきたいと思っている」と平常心を強調。「まだ、1回しか球場へ行ったことがない。暑いのが嫌いなので、寒い方がいい」と淡々と話した。

 早ければ、来季中に国内フリーエージェント(FA)権を取得する見込み。球団からは複数年契約を提示されたが、「3年間活躍してからそういうのを考えたいと思っていた。もう1年勝負したいと思った」と単年契約を選んだ。

 「3年間というのが大事なので。FAは何をして取れるか分からないですけど、とりあえず単年で。本当に現状に満足はしていないので、また来年に向けて頑張りたい」。注目の集まるマウンドでも、加藤貴らしく役割を全うする。

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