ファイターズ
2022/11/02 23:10

育成4位ルーキーの阿部が侍戦に向け1軍合流 自慢の俊足で「『おっ』て思わせたい」

1軍の練習に合流した阿部。チャンスをモノにすべく、必死に汗を流す(撮影・桜田史宏)

両打ちの19歳「足をアピールして開幕1軍にいたい」

 〝最下位ルーキー〟を大抜てきだ。新庄剛志監督(50)は2日、千葉・鎌ケ谷で午後から行われた1軍の秋季練習に、育成4位の阿部和広外野手(19)を参加させた。5日に行われる侍ジャパンとの強化試合(東京ドーム)でも起用する見込みだ。

 指揮官に見守られながら汗を流した阿部は「最初は緊張したんですけど、慣れていかないと1軍でプレーするのは難しい。雰囲気を味わえた。良い緊張感で野球ができている」と声を弾ませた。

 19歳のスイッチヒッターにとって、侍戦は千載一遇のチャンスだ。注目度の高い試合で活躍できれば、支配下昇格がグッと近づく。「ヒットを打って1盗塁はしたい。塁に出て『おっ』て思わせたい」と力を込めた。

50メートル5秒8 今季けがで出遅れも盗塁技術磨いた

 50メートル5秒8の俊足が最大の武器。今季は左太もも裏の違和感で出遅れた影響もあり、2軍で26試合の出場にとどまったが、4盗塁を記録した。練習では盗塁の基礎を一から見直し「リードの歩数、右足や最初に浮き上がっていく姿勢の角度、スライディングまでの歩幅」など、細部に目を向け突き詰めてきた。

 来季、新球場でのプレーを思い描いている。「(新庄監督は)足が速い人がおそらく好き。そこを買われていると思う。足をアピールして、開幕1軍にいたい」。昨年10月のドラフトで、球団ラストとなった育成4位で指名を受けた。侍ジャパンをスピードで翻弄し、下克上への足掛かりとする。

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