佐藤幸椰が強行出場で3位 高梨沙羅の銅メダルに「残りの競技人生を…」【ジャンプ雪印メグミルクカツゲン杯】
男子の部で優勝した小林潤(中央)、2位の佐藤慧(左)と3位の佐藤幸=撮影・西川薫
■雪印メグミルクカツゲン杯ジャンプ大会(2月24日、札幌・宮の森ジャンプ競技場=HS100メートル)
▽男子ノーマルヒル
北京の混合団体でともに出場
ミラノ・コルティナ五輪閉幕後初の国内大会が開催された。今月25日からのW杯に出場するため欧州へ向かう石狩市出身の佐藤幸椰(30、雪印メグミルク)は自社の冠試合のために強行スケジュールで出場。1回目5位から2回目で3位まで追い上げた。2022年の北京五輪では上川町出身の高梨沙羅(29、クラレ)と混合団体でともに戦った。4年越しでリベンジを果たした日本女子のエースを祝福した。
《高梨沙羅「一番うれしい」メダル ジャンプ混合団体 一丸で悲劇乗り越え銅【ミラノ・コルティナ五輪】》
目標を逆算して4年後へ
表彰台に食い込んだが、2本ともK点に届かない内容に、満足はいかなかった。「もちろん社杯ということで、気持ちが入らないものではない。オリンピック期間で試合間隔が空いてるので、舞台は違いますけど週末のフライングの試合を見据える上では、試合勘を重要視して出るっていう決断をした。うちの選手が勝てれば良かったんですけど、一番勝たれたくない人(優勝は小林潤志郎)に勝たれた(笑)。オリンピックメンバーはもちろんいないですけど、まだまだ日本のチームには強い人がいっぱいいるので、雪印メグミルクスキー部としても慢心することなく、次の目標に向かってチーム一丸となって、目標を逆算して4年後に向かいたい」。現役続行と、34歳での2度目の五輪挑戦を明言した。
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リアタイでなく現代技術で追っかけ 高梨にはSNSで…
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日本を熱狂の渦に包み込んだ五輪は「寝てました。ほぼリアルタイムで見てないです。現代技術の追っかけを使ってました」と苦笑い。4年前、混合団体でチームメートだった高梨は銅メダル獲得後、佐藤幸の名前を挙げて感謝。佐藤幸もSNSで祝福した。
「あれは彼女の人間性みたいなものが見えたところであって。正直私自身は4年前のことについて、彼女のせいでとかいうことは一度も思ったことない。あれだけ準備しているからこそ、あれだけ悔しい涙を流したり、責任感を持って競技に向き合ってるっていうことなので素晴らしいことだなと感じました。気にするなと言っても気にするぐらい真面目に取り組んでる選手なので。みんな沙羅ちゃんの笑顔を見たくて応援していると思う。残りのシーズン、そして残りの競技人生、レディースアスリートなのでどこまでやるかは分からないですけど、ジャンプを楽しんでほしい」と改めてエールを送った。
男子の部で3位に入った佐藤幸の1回目のジャンプ
二階堂蓮は少年団時代の後輩
後輩から大きな刺激を受けた。札幌ジャンプ少年団の後輩・二階堂蓮(24、日本ビール)が個人・団体で三つのメダルを獲得。同少年団初のメダリストになった。「悔しくないといえば嘘になりますけど、勝ち取った選手たちのレベルの高いパフォーマンスを見て期するものもあります。前評判通りメダルを取るっていう仕事をした(二階堂)蓮を見ていて、まだまだ頑張らないといけないなって感じましたし、彼らの勢いに残りの1カ月乗って、笑顔でシーズンを終わって4年後に向かえるように頑張りたい」。いまの実力で世界とどれくらい戦えるか、しっかりと確認して帰ってくる。
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