高校野球
旭川東が23年ぶり春季全道進出 2年エース左腕・後藤優弥が6回無安打リリーフ「秋に負けた悔しさを思い出して」【春季旭川支部】
■春季全道高校野球旭川支部(5月17日、旭川スタルヒン)
▽Aブロック代表決定戦 旭川明成3-4旭川東
準決勝の完封勝利から中1日
2年生エースの快投劇で旭川東が2003年以来23年ぶりの春季全道大会進出を決めた。旭川東は3点ビハインドの四回から、15日の準決勝・旭川永嶺戦で完封勝利を果たしていた左腕・後藤優弥投手(2年)を投入。その裏の攻撃で同点に追いつくと、七回に暴投で1点を奪って勝ち越した。後藤は6イニングを投げて無安打無失点、2四球5奪三振という圧巻の投球を披露。昨秋の全道で悔しさを味わった左腕がパワーアップし、再び全道大会へと歩みを進める。
最後はマウンド上で雄叫び
1点リードの九回二死。最後の打者を一塁ファウルフライに打ち取ると、後藤はマウンド上で両腕を突き上げ、雄叫びをあげた。「接戦の苦しい試合を勝ち切れて、しかも優勝という形になったので、すごくうれしいです」と、2季連続の全道進出が決まった喜びを口にした。
2日前に行われた準決勝で9回を1人で投げ抜き、114球を投じた。コンディションを考慮し、この日はレフトの守備位置からスタートとなったが、「疲れはほぼなくて、フレッシュな状態で今日の試合に臨むことができました。いつでも投げる準備、心の準備というのはできていました」と話した通り、先発した吉田人基投手(2年)の後を受けてマウンドに上がると、旭川明成打線に付け入る隙を与えず、アウトの山を構築。自身でも「100点に近いかなと思います」と振り返る投球内容に西中剛志監督(46)も「すごいですね。見ていて感心しました」と、ただただ脱帽するばかりだった。
