高校野球
旭川東が10年ぶり秋全道へ 1年生エース・後藤優弥が支部を23回1失点〝圧投〟【秋季旭川支部】

■秋季全道高校野球旭川支部(9月28日、旭川スタルヒン)
▽Bブロック代表決定戦 旭川工業0-7旭川東
以後主将の2点二塁打で決着
涙の夏から3カ月。旭川実業の1年生エースが、10年ぶりの秋季全道に導いた。旭川工業との代表決定戦は、前日27日の留萌戦で8回114球を投じていた後藤優弥投手(1年)が先発マウンドに上がった。疲労も残り、少し球威は落ちる中だったが、制球良くまとめた。四回まで走者を背負いながらも我慢の投球を続けると、打線が応えてくれた。四、五回で5得点。そして七回、1番・以後瑛太主将(2年)のコールドを決める〝サヨナラ〟2点二塁打で秋は5度目となる全道進出を決めた。
支部予選での後藤の防御率は0.39
7回無失点と最後まで得点を許さなかった後藤は「少し疲れはあったけど、きょうが旭川支部最後なので、ここまで来たら投げるだけという思いで投げました」。旭川支部では4試合に登板し、23回1失点。防御率0.39と圧巻の投球を披露。エースとして迎えた今大会を振り返り、「少し緊張しているところがあったけど、自分の投球ができた」と胸を張った。