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2026/04/13 17:00 NEW

【宝島台湾帖】~台湾の今を知る~ Part.1「食」前編

「鼎泰豊」の小籠包。台湾国内外でも人気の一品。台湾のものは日本よりも、あんのバリエーションが豊富!=撮影・小田岳史

台湾といえば、やっぱり食!

 「2026年日台野球国際交流試合」が2月27、28日に台湾・台北で開催された。日本ハムが台湾代表チーム、台湾プロ野球(CPBL)の強豪・味全ドラゴンズと対戦するとあって、道新スポーツデジタルは昨年に続いて現地取材を敢行した。台湾と日本は歴史的なつながりが深く、その背景を知ることで、現地での体験はより印象深いものになると感じた。【宝島台湾帖】では、多くの人が知りたい、体験したい情報に加え、現地の知人から得た情報をもとに実際に足を運んだ取材内容を紹介。隔週で6回にわたってお届けする。

 第1回のテーマは「食」。歴史的な台湾料理を紹介する。今回はその前編。

飛行機で沖縄から台湾へ向かう際の機内食は雞肉飯。渡航中から台湾飯の歓迎を受けた(航空会社は中華航空)

 

 文中の読み方は現地での発声表記

【滷肉飯】(ルー ロウ ファン)

 台湾料理として滷肉飯の存在は無視することはできないだろう。近年、日本でも専門店だけではなく、定食屋や居酒屋でも目にする。エスコンフィールド北海道でも昨年、販売されて好評を博していた。

 滷肉飯は豚肉料理。「滷」は台湾華語で「煮込む」という意味で、豚肉が使われている。諸説あるが、台湾の市民が生活に困窮している時代、お肉をまともに買うお金がなく、豚肉の切り落としを購入して調理したことが始まりと言われている。生活の知恵から生まれ、今や台湾を代表する一品となった。

 ほかにも鶏肉を使った雞肉飯(ジー ロウ ファン)、鴨肉を使った鴨肉飯(ヤー ロウ ファン)と大きく3種類ある。雞肉飯は台湾中西部の嘉義市で生まれ、台北でも食べられるところがある。しかし台湾南部の高雄が発祥とされる鴨肉飯を台北で食べられるところは非常に少なく、名店は高雄に集中している。現地に行かなければ食べられないのも旅の魅力の一つだ。

【注】台湾で鴨は日本のアヒルを指す

【注】台湾華語とは現代の台湾で広く話されている中国語(北京語)が台湾で変化して定着した言葉

今回は台北市内の迪化街(ディーホアジェ)にある市場のお店へ向かう

 

看板に滷肉飯と書いてあるのは、ありがたい

 

台北では日本語対応のメニューを置いてあるお店もある

 

目玉焼き乗せ滷肉飯

 

ここの滷肉飯は味がやや濃かったので、目玉焼きとの相性が抜群

 

基隆を訪れた際に食べた滷肉飯

 

台中を訪れた際に食べた雞肉飯

 

高雄を訪れた際に食べた鴨肉飯

 

【小籠包】(シャオ ロン バオ)

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