ファイターズ
2025/05/22 17:30 NEW

【一問一答】〝台湾の至宝〟孫易磊が支配下登録 新庄監督も大きな期待「古林と最多勝争いを」

支配下選手契約を締結した孫=撮影・小田岳史

 日本ハムは22日、2024年シーズンから育成選手として所属していた孫易磊投手(スン・イーレイ、20)と、支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は96。同日、エスコンフィールド北海道で行われた記者会見には、新庄剛志監督(53)も同席。〝台湾の至宝〟と呼ばれるMAX157キロ右腕への期待を語った。記者会見での一問一答は以下の通り。

―(冒頭、自ら日本語で)
「皆さん、こんにちは。私は日本ハムファイターズ、背番号96番の孫易磊です。よろしくお願いします」

―流ちょうな日本語であいさつをしていたが、いつ頃から練習していたか
「(日本語で)日本に来てから、(日本語の練習を)始めました」

―支配下登録を勝ち取った心境は
「(話を聞いた時)最初はちょっと緊張していたんですけど、その後はすごくうれしくて。早くここ(エスコン)に来たいと思いました」

―いつ、どのような形で伝えられたか
「(鎌ケ谷での)ウエートトレーニングの途中で、間の休憩で言われました」

―何日前のことか
「おとといです」

―伝えられた時はうれしかったか
「(日本語で)はい、すごくうれしいです」

―会見場には家族も来ているが、何か言葉はかけられたか
「実は、家族は僕よりも先に知っていたので。(家族が)北海道に来たのも、(自分が)来てから知ったので」

―2軍で防御率1点台と結果を残してきた
「全部の試合で、自分のリズム、自分のテンポで投げられたので。データの方はあまり意識していなかったです」

―新庄監督へ。以前から支配下登録をすぐにでもしたいと話していたが、このタイミングになった経緯は
新庄監督「ポイントは、5月11日に古林が完封します。そのタイミングで、その次の登板で、易磊がどのようなピッチングをするかなというのを楽しみにしながら、ファームの試合を見ていて。5回⅔を3安打で抑えてくれた次の日から、通訳さんに、支配下登録をするとは言っていないんですよ。プレゼントがあるから、待っておいて、ということを伝えて。で、球団の吉村(本部長)さんに、恐る恐る易磊を支配下にしたいと。『まだ早い』と言われるかなと思ったんですけど、吉村さんから『選手の人生を変えるタイミングは、新庄監督が間違えることはありません。よろしくお願いします』と言われた時に、よし、と思いましたね」

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―古林が先発する日に会見を行うというのは、何かあるのか

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