木戸柊摩が語る現状打破への思い 磐田撃破へのカギは「まずは…で絶対負けてはいけない」
前日練習に臨むMF木戸(中央)=撮影・中本翔
■3月13日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌がホームタウン帰還を契機に、14日のアウェー磐田戦(ヤマハ、14時キックオフ)から反撃を開始する。反攻へのキーマンとして注目したいのが、全試合スタメン出場中のMF木戸柊摩(23)だ。攻守両面のカギを握る道産子ボランチが、現状打破へのポイントを語った。
【コンサドーレ 関連ニュース一覧】
約2カ月に及ぶキャンプが終わり、今週から宮の沢での全体練習を再開させた札幌イレブン。苦しいチーム状況ながらも、ようやく各々の自宅に拠点を戻すことができた安堵感もあってか、選手たちは明るく前向きな雰囲気の中で、磐田戦に向けたトレーニングに励んでいた。百年構想リーグ終了までは、しまふく寮に残る予定だという木戸も「精神的にも疲労が溜まっていたので、こうやって札幌に帰ってこられて、いろいろな疲労も取れてきました」と、地元に戻った効果を強調する。
スタッフと会話を交わすMF木戸(左)=撮影・工藤友揮
▼▼ここから有料記事▼▼
今季5戦全試合でスタメンも「責任感じる」
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
百年構想リーグでは、ここまで5試合全ての先発メンバーに名を連ねるなど、川井健太監督(44)からの信頼は厚い。「ずっと試合に出続けるというのを目標にしています」と語る表情からは、チームの中心を担おうという覚悟がにじみ出る。大卒2年目の若手という甘えは一切感じられない。「今年から、もっとチームを引っ張っていかなきゃいけない、という自覚が芽生えています。その中で5戦やって、90分の勝ちがないことにすごく責任を感じている。もっともっとやらなきゃいけないなと思っています」
チャンス演出も今大会まだ得点なし
第3節長野戦で無回転ミドルシュートを放ち相手ゴールを脅かすと、前節の松本戦でも右CKからチャンスを演出するなど、得点機をつくり出す役割は果たしているものの、まだ木戸のプレーから得点は生まれていない。チーム全体でも総得点はEAST-Bのワースト2位タイとなる4、総失点もワースト2位の10と、攻守両面で歯車がうまくかみ合っていない状況が続く。「もっと自分たちのギアであったり強度というところを、もう一個上げなければいけないと思います。岐阜にしても(松本)山雅にしても、球際のところや、走る、戦うというところの強度を非常に徹底していて、上回られていた。それを相手に負けてはいけないし、加えて自分たちの良さを出していきたい。まずはベースとなる走る、戦うというところの基準を、一個上げていきたいです」。現状を打破するため、もう一度クラブのフィロソフィーを徹底し、反撃につなげていきたいところだ。

【2000円お得! 道スポの年払いプラン】
昨季は磐田との対戦で、2試合計9ゴールを浴びてシーズンダブルを食らった。8月から始まる26-27シーズンでのJ1昇格のためにも、今のうちにリベンジを果たしておきたいところだ。「まずは1対1で絶対負けてはいけないし、走る、戦うというところも、自分もそうですけど、チーム的にも絶対に負けてはいけないと思っている。その中で、自分たちがやってきた攻撃のパターンというところをたくさん出せれば良いと思います」。ルーキーイヤーの悔しい記憶をバネに、チームの中心を担う覚悟を持つ背番号18が、敵地で今季2勝目を奪取する。