侍ジャパン・北山亘基 アドバイザーのダルビッシュから「魔法の言葉いただきました」 その内容とは?
ダルビッシュ(左)にアドバイスを求める北山=撮影・松本奈央
■侍ジャパン強化合宿(2月17日、宮崎)
今回の〝ダル塾〟はツーシーム講座
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの日本ハム・北山亘基投手(26)が、アドバイザーとして参加している米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(39)から〝魔法の言葉〟を授かった。
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初日にはカーブについて質問したという右腕には、もう1つ聞きたい変化球があった。「ツーシームとカーブは聞きたかったので。カーブは直近で自分の中で課題を感じている部分があったから聞きたかったのと、ツーシームはなんとしても聞きたかったので」。第2クール初日となったこの日、サブグラウンドで助言をもらう機会に恵まれた。
そこで北山自身も驚く変化があった。「キャッチボールのレベルなので、これがバッター立ってどうなるかは分からないですけど、ただキャッチボールの段階ではすごく強さもありながら変化も付くというような感じで、きょう初めてそういうボールが行ったんで、すごく自分でもびっくりしました」

エース伊藤も舌を巻く指導力
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これには近くで見ていたチームメートの伊藤も「あの不器用な北山選手がすぐ変わるんで(笑)。やっぱダルさんの言葉がすごいんだなと思いました」。その言葉を受けて北山は「もう、すごいです。不器用、自覚あります。僕は不器用です」と認めつつ「魔法です。魔法の言葉いただきました」と感謝しきりだった。

いったい、何を変えたのか―。「シームシフトといって、縫い目の空気抵抗を使って変化をつける方法が一つと、あとはそれを使わずに自分のリリースのアングルだったり、ポイントから逆算してどこでボールに圧をかけるかみたいなことをやって変化をつけるという方法もあるんですけど、今回は後者の方で。変化のつけ方を、北山くんのリリースだったらボールのこのへんに意識した方がいいんじゃない、みたいなことをアドバイスいただいて、それがかなりいい感触だったので。今まで自分で手先で合わせて投げてたんですけど、思いっきり腕を振っても変化がつくというような感じで行ったんで、かなり良かったと思います。ダルビッシュさんの今までの経験値だったり、物の見方というものがあってこそ、きょうアドバイスいただいて、それが実際にできたので、そこは知識があるだけではできない、そこはすごい特別なアドバイスだったので、そこはかなり感謝してます」。感激の面持ちで丁寧に言葉をつないだ。
北山の投球をチェックするダルビッシュ
結果で恩返しだ!
アドバイスを生かし、今後もツーシームのレベルアップに取り組んでいく。「選択肢の一つとして確立できていけば、かなり自分の幅も広がると思うので。これが主体ではないですけど、ただ困った時に使えるような球種に今後なってくれば、かなりピッチングの幅が広がると思うんで、そこを目指してやっていきたいなと思います」。強化合宿3日目を終え、ダルビッシュへの質問ミッションをクリア。北山の表情には、充実感が漂っていた。

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