達孝太 内容充実の御前ブルペン 加藤コーチ高評価「別人やね。1年前はあっちゃこっちゃ…」
新庄監督(奥)が見守る中、ブルペンで投球練習する達=撮影・桜田史宏
自他ともに納得のピッチング
開幕3戦目の先発が内定している日本ハムの達孝太投手(21)が1日、沖縄・名護でブルペン入りした。1年前から格段の進歩を披露し、自らも及第点を与えた62球。新庄剛志監督(54)ら見守った首脳陣も高評価の内容で、上々のスタートを切った。
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捕手の声かけに力強く反応し、ゆったりとしたフォームでテンポ良く、投げ込んだ。漠然と描いていたこの日のミッションはクリア。「とりあえず、きょうは変化球をゾーンに投げ、真っすぐは2分割ぐらいで投げるイメージで入っていました。そのへんはできたかなと思います。ここ1カ月くらい、チェンジアップが良くない状態で。きょうはあの出力でもゾーンに入っていたので、安心する材料が増えたなという感じです」と好感触を口にした。

新庄監督の喝采に「誰やろ?」
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新庄監督も現状の仕上がりを気にしてブルペンに足を運んでいた。ピリっとした緊張感が漂っていたが、達は動じることなく、腕を振った。指揮官の視線を気にすることもなかった。「うーん、気が付いたらいました(笑)。『ナイスボール』と言われて、誰やろ?と思ったら監督で(笑)。そんな感じでした」と自然体を貫いていた。

確実に力強く成長中
予定していた球数を投げ終えると、金子コーディネーターや武田コーチと対話しながら、助言を受けていた。「去年と比べて違う」とイジられていたが、これは褒め言葉だった。先発をメインに担当する加藤投手コーチは2025年春の苦い記憶を呼び覚まし「別人やね。1年前はめっちゃ悪かったですよ。福島、柳川と3人で投げていて、球があっちゃこっちゃあっちゃこっちゃでしたから」と苦笑い。続けて「技術も付いてきたでしょうし、去年、結果を出したということで、さらに自信が付いてきたんじゃないですか」と成長を認めていた。
金子コーディネーター(左)が見守る中、ブルペンで投球練習する達
当然、本人も違いを実感していた。「1年前も自信を持って投げていたんですけど、精度が違いますね。コントロールとか」。もともと志は高く「1クールに1回か2回は自分が納得するまでブルペンに入ろうかなと思っています。次は真っすぐの出力をもっと上げていかないといけない。徐々に上げていくと同時にロケーション(制球)もしっかり抑えながら、という感じです」と次のステップに言及した。覚醒した大器は、「DOMIれ!」のスローガン同様に、試合を支配するような存在まで駆け上がっていく。
