【一問一答】達孝太 尊敬する伏見と再会「『大阪の球団はノリが違うな』と言っていました(笑)」
囲み取材で笑顔を見せる達=撮影・小田岳史
移動便でセ界のスラッガーとバッタリ
日本ハムの達孝太投手(21)が18日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレを公開した。2年連続で実行した米国自主トレの成果やオフに再会した阪神の伏見寅威捕手(35)とのやりとりに言及。さらにビッグマウスを継続するのか、封印するのかなど、ユーモアを交えながら今季を展望した。一問一答は以下の通り。
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―アメリカ自主トレは
「それは全部、藤田(琉)に聞いてくださいよ。例年通りですね」
―収穫は
「フォーム的な課題はそこまで見つからなかったので、そのへんのマイナーチェンジ。あとは自分が何を選択するかだと思う」
―生活面は2年目で改善されたか
「もう、日本食ばかりでしたね」
―日本から持って行って良かったものは
「炊飯器と米です。やっぱりそこですね」
―米は石井米を
「(西武・石井の実家が作る)石井米と(球団OB新垣勇人氏が手がけた)垣米を」
―物価は高くて大変だったか
「高かったですよ。高いですよ。別にそこを気にしていたら生きていけないので。よりいいもの、栄養を摂取しないといけないので。ケチるところはケチらないといけないですけど、食費とかは削るところではないと思うので」
―費用が相当かかったのでは
「1年前と同じぐらいじゃないですか」
―フォームの改善点があまりなかったのは、成長したからか
「はい、それもあるんじゃないですか」

―2回目の米国自主トレ。慣れた部分も
「おととしから継続してきたトレーニングを去年1年間やり続けて、数値的な部分も改善していたので。そこからさらにワンランクレベルアップするためにどうしていくか。今回(のテーマは)、そんな感じでしたね」
―手応えは
「まだですね。トレーニングの数値を上げることが目標ではないので。野球のパフォーマンスで結果を残すためのトレーニングなので。今年が終わってみてそれがどうなるか、答え合わせができると思います」
―いいものを持ち帰れたようなイメージか
「まあ、それは今年が終わってからじゃないですか。良かったか、どうなのか」
―スイーパーなどを学びたいと。どうだったか
「難しいですよね。オーバースローのピッチャーでスイーパーを投げるのは簡単な話ではないので。僕の引き出しとして、スイーパーを教えてもらったというのはすごくプラスかなと思います」
―ほかの変化球でアップデートできそうなところはあったか
「うーん…、速いスライダー、普通の人が投げているようなスライダーはちょっとつかめそうな感覚はあったので、そのへんですかね」
―後輩の藤田琉と一緒に行った。何か違いは
「いや別に。勝手に付いてきただけなので(笑)。本人に聞いてください」
―本人は達からいろいろ学んだと
「そうなんですか? 本人次第じゃないですか、そこは」
―少しずつ年齢を重ね、後輩を引っ張っていきたいという気持ちも
「21歳ですからね、僕。後輩を引っ張ろうという意識はないですけど。これから若い子に抜かされていくと思いますので、抜かされないように頑張りたい。とんでもないヤツが出てくる時代になってきたと思うので。18歳で160キロを投げる人はいるんじゃないかなと思う」
―鎌ケ谷初日。キャッチボールをして
「全然、良くなかったです。びっくりしました。やっぱり寒いですね、こっちは」

―変化球も混ぜていたが
「おとといに移動してきて、2日空いていたので。球数をあまり多く投げないように。あとはバランスを確認しながら、ポイントだけを押さえてやっていました」
―ブルペンの予定は
「ここ2、3日で入りたいなと思っていて。はっきりは決めていないですけど、体の状態を見ながら入りたい」
―調整ペースとしては
「去年ぐらいじゃないですか。シーズンインに合わせていたので。それをやっていて良かったなと思います」
―早々に開幕3戦目の先発が決まっている。自主トレの気持ちは違うか
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「いや、ボスなら全然、スーパーキャンセルされるかもしれないので(笑)。安心はしていないです。緊張感を持ってやりたいなと思います」
―移籍してくる有原はライバルになるか
「ライバルというより、それこそ落ち球を50%以上投げるピッチャーなので。まだ会ってはいないですけど、そのへんの使い方とか、聞いてみたいなと思います」
―縦の変化を使うタイプとしては、プラスにしたい
「そうですね。落ち球をいっぱい投げられた次の日に、いっぱい落ち球を投げると打たれそうなので、それはちょっと嫌だなと(笑)」
―似たタイプが連続するのは避けたい
「あるじゃないですか。右左右で並べたり。カードのつくり方というのがあると思う。北山さんの後に投げるのもちょっと嫌なんですけど(笑)。そんな感じはしますね」
―中5日の準備も
「去年、最後は中4日で投げているので。その感覚は忘れていないので、いけるんじゃないかなと思っています」
―数値的に良くなった部分は
「全部が上がった感じでした。あとは、ちょっと足りないところを伸ばしていくのか。でもそこを変えてしまうと、どこか下がるよね、という部分が。その領域まで来ていたので。あとはあなたに任せるよ、みたいな。何を捨てて何を入れるのか。全部を全部入れると投げられなくなってしまうので。もう、ここからはマイナーチェンジですね」
―足りないものを端的に言うと
「1つ挙げるとしたら、膝が一番高く上がった時の、(重心を横移動させる)並進のスピード。結構、難しいんですけど。上げている時に並進していると、もっと球速が上がるよと。誰ですかね、イメージしやすい投手は。北山さんか。ただ、僕の場合はぶれてしまう。コントロールを捨てて球速を得るのか。そこを少しずつ改善しながら、両方を得るのか。ちょっと難しいところ」

―今は手探りか
「ドリルで改善しようとは思っています。投球の時に意識して改善しようとは思っていないです」
―球速は160キロを
「いや、180キロじゃないですか。そんなの速い方がいいじゃないですか(笑)」
―昨年は156キロ。伸びていきそうか
「プロに入って2キロぐらいずつ上がっているので、158キロを目指せたらなと思っています」
―新年を迎え、あらためてどんな成績を
「8勝8敗とかですか(笑)。いや、2桁を勝ちたいです。2桁は最低限。24、25試合に投げて2桁は勝ちたい」
―イニング数は
「去年の平均が6.8イニングぐらいだったので、普通にその感じでいけば、170ちょっとは投げられると思うので、そのへんを目指して」
―昨年、負け数が少なかった。今年も貯金を多く
「10勝10敗よりも10勝1敗の方がいいでしょ(笑)。長いイニングを投げると負けることが減りますし、勝つことが増えるのは当たり前だと思うので。勝てるピッチャーがいっぱい投げるのがいいんじゃないですか。負けるピッチャーがいっぱい投げてもダメだと思う。勝てるピッチャーになりたい」
―初詣は行ったか
「行きましたよ。家族で」
―おみくじは
「そんないいでしょ、ありきたりなことは(笑)。引きましたよ。何が出たか覚えていない。大吉ではなかったですし、凶でもなかったです。ほどほどに」
―大阪で伏見とも会っていた。話は
「寅威さん、そうですね。『大阪の球団はノリが違うな』と言っていました(笑)」
2025年11月28日、トレード加入し、会見に臨んだ阪神・伏見=共同
―交流戦でも対戦がありそう。打たれたくないか
「寅威さん、別に打たれてもいいんですよ。ランナーがいなかったら打たせてあげようかな(笑)」
―梅林と会話していたが、いい情報交換ができたのか
「あいさつをして。自分が行っている東京のジムに行ったらしくて。一回、断られたと言っていましたよ、誰かの紹介がないと行けないらしくて。ベッツと会ったんですかね?」
―会えなかったよう
「そういえば、アメリカに行く便で佐藤輝さんが一緒で。10時間くらい一緒だったんですけど、ちょうどベッツに会いに行く時だったらしいです」
―その話を梅林としたのか
「それはしていないです。今、思い出しました」
―アメリカ自主トレ中は誰かに会ったか
「誰も会っていない。メジャーリーガーは何人かいましたけど」
―話は
「世間話程度です」
―誰と会ったか
「年齢が近い選手だったら、カイル・ハリソンとか。ジャイアンツで投げていたピッチャーなんですけど」
―新年を迎え、新庄監督にはDMを送ったか
「送っていないです…ヤバい、ヤバいですか? なんか雲隠れしているのかなと思いまして。温泉とか行っている時に、選手からDMが来たら嫌じゃないですか。なので、やめておこうかなと思いました。年末年始、ゆっくり過ごしている時に、返すのは面倒くさいかなと思いまして。あまり送るのは失礼かなと」
―今、何か伝えるなら
「あけましておめでとうございますと(笑)。5年目の達孝太です、ぐらい送っておきます」
―今年はビッグマウスではいかないか
「いや、もう。こぢんまり」
―監督はビッグマウスを楽しみにしている節も
「でも…難しいところですよね、それ。契約更改の時も言いましたけど、球団としては野球という興行がある以上、助かっていると言われたので(笑)」
―さじ加減が重要か
「そうですね。全然、いいんですけどね」
―先発で24、25試合に投げるのなら、10勝は少なくないか
「だって20勝とか言ったら、いろいろ言われるんですよね(笑)。10勝ぐらいでいいんじゃないですか」

―昨年は16試合に登板して8勝
「そうですね。勝ちたいですけどね」
―完投はどれぐらい
「それは全部したいですよ」
―中5日でも完投を目指すか
「70球ぐらいで完投できたらいいですけど(笑)。球数を少なく。まあまあ、100球ぐらいで完投できたらいいですけどね。そのために球速、球威といろんな変化球が必要なので。マダックス、したいですね」
―球数を減らすために策は
「球速と引き出しの多さかなと思います」
―グラブは新調しているか
「同じ黄緑で、中だけ黒になっていましたね。全部お任せしているので」
―使い心地は
「ちょっと中は企業秘密なので、なんとも言えないです。何かしているんですよ(笑)」
―茶色の帽子も合っているが
「エスコンのグッズショップに行ったら置いてあったので」
―ビッグマウスは、営業も考えて続けるのか、精度を高めるのか
「そう、精度を高めていく。いい表現ですね(笑)」
―結果を示すことが重要か
「助かりますよね、皆さん(笑)」
―確かにその通り
「精度を高めていきます」
