浅間大基 「めちゃめちゃ優しい」〝同期の兄貴〟有原航平の復帰に大喜び 唯一の心配は…
㊧古巣への復帰が発表された有原㊨入団同期の復帰を喜んだ浅間
リーグ優勝&日本一へ6年ぶりに共闘!
日本ハムの浅間大基外野手(29)が〝同期の兄貴〟と慕う有原航平投手(33)の6年ぶりのチーム復帰を喜んだ。
ソフトバンクで2年連続となる最多勝のタイトルを獲得した右腕とは、2014年ドラフトで同期入団。今でも連絡を取り合う仲で「うれしいっすね。めちゃめちゃうれしいです。(プロ)12年目でまさか同じチームでやれると思っていなかった。何があるか分からんすね」と笑顔で語った。
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有原は日本ハムに在籍していた20年オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ・レンジャーズへ移籍。23年、ソフトバンクに加入し、3年間は敵同士だった。「あのカットボールに(対して打席に)立たなくていいと思うと…。最初は打っていたんですけど、いやあ、すごいっすよ。グッドピッチャーですよ。ギアチェンジじゃないですか。平気で僕にも、ほえてきていましたね(笑)。長く(イニングを)投げようとしているのが分かるので、(走者を)得点圏に背負った時の球、えげつないです」と証言する。
ルーキーイヤーから意気投合
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チームにもたらす効果はもちろんのこと、個人的にも「有原さんが帰って来るのがうれしいです」と言う。4学年上の先輩は「一見、怖いですからね。雰囲気。でも、めちゃめちゃ優しい」。高卒1年目から1軍でプレーする浅間にとって、頼れる存在だった。
「思い出はいっぱいありますよ。誕生日を祝ってもらったこととか、優しいんですよ。有原さん。それこそ、1年目の時から1軍で一緒にいることが多かったので。自然と。何かと誘っていただいたり、高卒の同期が多かったので、そこで同期会を開いてくれたりとか。やっぱ、お兄さん的存在です」
先輩右腕の古巣復帰は、自身のモチベーションにもなっている。「有原さんの後ろを守りたいですね。有原さんは活躍すると思うので、僕も頑張らないといけないです。特別ですから同期は。(日本ハムに在籍するのは清水)優心と僕と有原さんだけ。まさか同じチームでっていう」。
有原(最前列)や浅間(2列目右端)ら2015年の新加入選手と栗山監督(2列目中央)
イジりも忘れずに大歓迎
感慨深げだったが、1つだけ気がかりなことがある。22年にユニホームが刷新されており「有原さんがユニホーム似合うかどうか心配です(笑)。僕は勝手に心配しています」。そう言ってニヤリとしながら、再会を心待ちにしていた。