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2025/05/11 06:00 NEW

【母の日特別企画】浅間大基 忘れ物を届けてくれた母は〝親友〟「しょうもないボケしたら…」

カーネーションの花束を手に笑顔の浅間=撮影・松本奈央

あのコメントの真意はまさかの○○アピール

 お母さん、いつもありがとう―。日本ハムの浅間大基外野手(28)にとって、母・かおるさんは「親友」のような存在。幼少期はキャッチボールに付き合ってくれ、今は何でも話せる間柄だという。

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 今季初昇格を果たした4月19日のオリックス戦(京セラドーム)。即スタメン出場し、同点の適時打を放った浅間のコメントが話題になった。「きのう、忘れ物をして、東京駅までお母さんが届けてくれたおかげです。お母さん、ありがとう」。前日18日に東京から大阪に移動する際、自宅に忘れたスーツを届けてもらった。

 「あれは〝独身アピール〟です(笑)。本当に助かりました。あの時は家族(のグループ)LINEが、賑わっていましたね。姉ちゃんが『かわいい息子だね』って。みんなが盛り上がっていました」

五回1死一、二塁、同点となる適時打を放った浅間(右)

 

横浜高校時代にはメールで本塁打報告したことも

 毎年、母の日には花を贈っている。横浜高校時代は鹿児島遠征でホームランを打ち、母の日に「打ったよ」とメールで報告したこともあった。

 「可愛いときもありましたね(笑)。今は(メールを)送らないです。仲良いからこそ、素っ気ない対応しちゃいます。僕からは用あるときしか連絡しないです。一方的に来ます。『元気なの?』とか。そんな感じですね。返しますけど、めちゃくちゃ素っ気なく『うん』とか。『今日は友達が応援行っています』とか、知らねえよって(笑)。(地元は)東京で(気軽に)帰れるっちゃ帰れるので、めっちゃ帰ってきてほしいんですよ」

浅間家のグループLINEは大基の話題でいっぱい

 顔を見せるのは、実家の近くにある美容室に行く時くらい。父、母、姉が入る家族のLINEグループのトーク欄は、いつも浅間の話題で埋め尽くされているが「僕は通知オフにしているんですけど。お姉ちゃんとかが活発に動かすけど、僕は何も送らないです」と照れる。

 今年でプロ入り11年目。高い身体能力を持つ一方、毎年のようにケガに悩まされてきた。壁にぶち当たった時、母はそっと見守ってくれた。

ケガしたときの距離感も絶妙「さすが」

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