高校野球
2025/08/10 15:55 NEW

雨天順延の北海 室内練習場で調整 現役プロの差し入れに佐藤主将「結果で恩返ししたい」【夏の甲子園】

室内練習場で軽く体を動かした北海の佐藤主将(手前右)=撮影・桜田史宏

■全国高校野球選手権第6日(8月10日、兵庫・阪神甲子園球場)

 10日に予定されていた南北海道代表の北海の1回戦は、悪天候が予想されたため前夜に順延が決定。この日の午前中は同球場の室内練習場で、軽く体を動かした。甲子園球場周辺は11日も荒天が予想されている。

木村・大津バッテリーで出場した21年は3日連続雨天順延

 雨天順延もなんの。27年目の平川敦監督(54)は「4年前に2日、3日流れた経験もありますし、ここまで来たら1日も2日も変わらないと思います。コンディショニング、体調管理、維持だけ気を付けてやっていきたい」と、どーんと構えた。

試合中止を知らせるチケット売り場

 

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 21年はソフトバンクの木村大成投手(21)、巨人育成の大津綾也捕手(22)らを擁して夏の甲子園に出場。大会3日目の第3試合に1回戦の神戸国際大付戦を予定していたが、3日連続で雨天順延となった。 今年はその時の経験から、札幌からバーベルなどのウエート器具を持ち込んだ。佐藤瞭磨主将(3年)は「スクワットやベンチプレス、いろいろできるように立島先生が用意してくれている。北海道で大会前にやっていたことと同じ形で調整できるのは、いつも通り試合に臨めるので、そこは大きい」。大阪入り後の練習は、基本的に割り当て球場で2時間程度と限られているだけに、運動量の不足を補うためにも有効だ。

春は右翼、夏は左翼で復帰 さあ甲子園は?

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