宮澤裕樹 19年目のバンディエラが1試合遅れの〝開幕〟へ「まずはプレー、姿勢で見せていかないと」
MF宮澤(右)の周りにはいつもチームメートが集まってくる=撮影・西川薫
【コンサドーレ千葉キャンプ】
■2月12日、千葉・稲毛海浜公園球技場
札幌のバンディエラが今季初勝利をたぐり寄せる。14日のアウェー大宮戦(NACK5スタジアム大宮、14時KO)に、プロ19年目の生え抜き・MF宮澤裕樹(36)が今季初ベンチ入りすることが濃厚だ。沖縄キャンプ開始時は昨季終盤に痛めた左足の影響で出遅れたが、1月中旬に復帰すると順調にコンディションを上げてきた。
手応え十分「上がってきている」
背番号「10」の1試合遅れの〝開幕〟がいよいよ迫ってきた。この日は2日続けてゲーム形式の練習でメンバー入り。実戦は1日のプレシーズンマッチ大分戦の約30分のみ。「ゲーム体力と練習はまた違いますから。でもどんどん練習もやれてますし、上がってきていると思います」と手応えは十分だ。
大宮戦でベンチ入りが期待されるMF宮澤
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川井健太新監督(44)が就任し、沖縄キャンプから本格的に始動して1カ月ちょっと。システム変更などチームの戦い方は変貌の最中だ。「自分も経験がありますから、ピッチで起こることで解決できることはあるんですけど、自分たちが思い描いてる未来像をしっかり見て、どういうことが大事なのか、というところを自分としてはもっと練習していきたいし、それをピッチで表現できるようになりたい」。1日でも早く戦術理解度と浸透度を深めていく。
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「トライ&エラーでエラーがいっぱい起きた」
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ベンチ外だった8日のアウェー開幕戦(0●1いわき)は、熊本から千葉への移動日。飛行機遅れの影響を受け、熊本空港で試合の最初から最後まで見届けた。「トライ&エラーでエラーがいっぱい起きた。やりたいことをできるシーンもあったし、それを続けていくことや、やれる回数、精度を上げてくことが大事。結果が出なかったので、開幕戦を楽しみに来てくれたサポーターの皆さんには感謝と申し訳なさがありますけど、ここから自分たちは足踏みすることなく、少しずつ成長していけばいい」。たとえ一歩でも半歩でも、必ず前に進みながら上位を狙えるチームを作り上げていく。
練習前、ピッチに入り、川井監督(右)と握手を交わすMF宮澤
たとえ若手中心の起用になったとしても
キャンプ前、首脳陣はこのハーフシーズンの大きな目標の一つに、若手を育成することを掲げていた。そんななかでベテランの存在意義は果たして何か。「プレーし続けること。もちろん競争して出るために、必死にプレーすることが一番重要。経験ある選手が、僕を含めたくさんいますけど、まずはプレー、姿勢で見せていかないことには伝えられない。昇格がないシーズンですから、この先を考えて若い選手を中心に出場機会が増えるかもしれないが、その中でも自分の役割をしっかり見つけて、チームとして、再びJ1昇格に向けてチャレンジする時に力になれるように、チームの一員としてやれれば」。時にアドバイス、時にゲキを飛ばしながらチームの底上げに貢献する。

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沖縄キャンプ開始時はさっぱりしていた口元には、口ひげとあごひげを蓄え、伸びた黒髪のせいもあってワイルドな風貌。イメチェンかと思われたが「めんどくさくて。長くてキャンプが…、いちいち剃るのも」と苦笑い。「帰るまではこのままで」。ホーム開幕戦となる28日の岐阜戦まで残り2試合。必ずや2連勝を達成して勝ち越した状態で、札幌ドームに降り立つ。
口ひげとあごひげを蓄え、ワイルドな風貌のMF宮澤(中央)