宮西尚生&郡司裕也 笑いありの親密トーク 宮西「東京の笑い、笑かし方」郡司「宮さんとフュージョンするお笑いでは…」
12日、トークショー前のインタビューでアイドリングは完了。イベント中に抜群の掛け合いを見せた宮西(左)と郡司=撮影・松本奈央
トークスキルの高い2人の共演
日本ハムの宮西尚生投手(40)と郡司裕也捕手(28)が道新スポーツデジタルの取材に応じ、本音と笑いが入り交じる高度な掛け合いを披露した。宮西が愛のあるイジりと本気のエールを繰り出すと、郡司はリスペクトを示しながらも、鋭く切り返して反撃。信頼を寄せ合う2人の関係性が浮き彫りになった。(取材は12月12日)
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―(イベント出演前、宮西が席を外している間に取材開始)珍しい組み合わせ
郡司「ようやく、宮さんと普通にしゃべれるようになりました(笑)。小っちゃい頃からパワプロで使っていた人なので最初はちょっと恐れ多い感じでしたけど。パワプロではスライダーの横への振り幅が広くて。宮さんは2008年にプロ入りじゃないですか。僕、小学5年なので。野手の中では年齢が上の方だと思っていたんですけど、化け物がいました」
5月15日のオリックス戦、この日、ヒーローとなった宮西(右)と郡司が観客からの声援に応える
―一緒に食事に行く機会もある
郡司「直接、誘われているわけではないですけど、ご一緒させていただくことはあります。僕より年下もいっぱいいるので、何個下のヤツらとメシに行くんだろうと思いますよ。宮さんも変わったんですかね、あの年になられて(笑)」
―後輩から怖がられている時期もあったと聞く
郡司「ですよね。みんなそう言いますよね。今はこの場にいないから言いますけど(笑)。『こんなんじゃないよ、宮さんは』と聞くので。フランクな宮さんしか知らないので、ありがたいです」
―トレードで加入した時からピリピリ感はなく
郡司「はい。僕が勝手にピリピリしてしまいました(笑)。偉人を前にして。しゃべってみたら全然(怖さはなかった)。全然と言ったら失礼かもしれませんけど、優しくしてくださって」
―長く活躍している要因をどう見るか
郡司「キャッチャーをやっていて感じました。中継ぎをやっていく中で、割り切り方が異常だなと。ここで平気でその球を投げるんだ、みたいな。割り切り、度胸、諦め。全ていい意味です。バッテリーを組んで、すごいなと思いますね」
さあ、真打ち登場!
(ここで席を外していた宮西が登場)
郡司「悪口はこのへんまでにしておきます」
宮西「おいおい!」
―新鮮な組み合わせの2人。実は仲が良いらしいと
宮西「仲良いっすよ。見せていないだけで、世間には」

―最近は若い選手と行動を共にする機会が増えている
宮西「昔からつるんでいましたよ、仲が良いヤツとは。好き嫌いは激しかったかも(笑)」
郡司「今は、好き嫌いがないんですか?」
宮西「(若手選手は)もう子どもやん。高卒で入ってくる選手からしたら、お父さんやんと」
郡司「確かに、20歳ぐらい下の選手に対して、こいつ嫌いやとか言っていたらちょっと…(笑)」
レジェンド左腕から見た郡司って?
―選手として仲間として、郡司をどう見ている
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宮西「プレーヤーとしては、チームの柱になっているでしょ」
郡司「それ、太文字で書いておいてください(笑)」
宮西「もう、やらないといけない選手だと思う。自分がよく言っていることやけど、09年の優勝は先輩が取って、12年、16年の優勝は自分たちの代で、というイメージ。今は郡司、万中(万波)、清宮(幸)、ジェイ(野村)たちの時代になっている。チームを引っ張っていく存在。特にバッティング。守備はまあ、そこそこで」
郡司「(笑)」
宮西「そこそこにしておいて。バッティングはトップレベルの技術がある。あとはサードとレフトやったらいいけど、問題はキャッチャーの時や。課題やねんな。まだ全員と組んでいないから」
6月21日の中日戦、八回を無失点に抑え、ベンチに戻る宮西(左)と郡司
郡司「それはその通りです」
宮西「何かしら欠点がないと、アレでしょ(笑)。完璧なところを目指せる選手やと思うから。でも大変やと思うよ。これだけいろんなところを守って、バッティングも求められて。プレッシャーも相当だと思うけど。でもやらないといけない選手。一人の後輩として、チームメートとしてそう見ている」
―責任が、来季の年俸にも反映されている
郡司「反映されちゃいましたね。ありがたいことに」
宮西「もう遊ばれへん。億超えたら引っ張らなアカン」
―共通点として、2人ともトークに定評がある
宮西「郡司はね、ワードセンスがめちゃくちゃいい。本当に。今年もヒーローインタビュー(5月15日のオリックス戦、エスコン)があったでしょ」
5月15日のオリックス戦、ヒーローインタビューに答える郡司(左)と宮西
郡司「一緒にやりましたね」
宮西「一番、郡司とのペアが難しいかも」
郡司「はははは(笑)。どうしてですか?」
宮西「郡司はワードセンスがあって、急にひとボケ入れたりする。なんと言えばいいのか…東京の笑い、笑かし方をするんよ」
郡司「(爆笑)」
宮西「コテコテじゃないというか。ニュアンス的に…オシャレな笑いの取り方をするんよ。関西人はコテコテやから。ツッコめるところもたくさんあるし、ノレるところ、ノリボケできるところもあるし。やりがいがある分、レベルが高い。(斎藤)友貴哉とかやったら、勝手にあいつがしゃべったら笑って、ツッコむだけやから。郡司の場合はツッコミもボケも両方必要になる」
郡司「そう言われると、宮さんとフュージョンするお笑いではないかもしれないですね(笑)」
互いに設定した来季のノルマは…
―来季、お互いにどんな活躍を望むか
宮西「郡司は首位打者を獲ってほしい。でも(開幕)4番と言われているし、打点王も」

郡司「うわ、すごい」
宮西「それ、いけると思う。でも、重きを置くの首位打者やね。今の時代やったら3割3分ぐらいやな」
郡司「いやいやいや。3割3分ぐらいって…すごい」
宮西「3割3分ないと厳しくない?」
郡司「今年はそこまでいかなかったですけど…(25年のパ・リーグ首位打者は牧原大の.304)」
宮西「去年は、(田宮)裕涼が3割3分近くいって、最後にちょっと落ちちゃった」
郡司「(松本)剛さんが3割5分くらい(正確には.347で22年に首位打者)でしたかね。あの時の剛さんはヤバかったですね」
宮西「でもそれぐらい目指してほしい。最終的には数字よりも首位打者を獲る。起点になってほしいよね、4番だけど」
―郡司も宮西へノルマを
郡司「いや…誰が言っとんねんという話じゃないですか。どうしてもですか。宮さん、今季は31試合登板ですか。来年は41歳ですよね、41登板にしましょう」

宮西「いいね、いいね。すっごいリアルなところ(笑)。全然、いけるよね。投げるだけやったら。その上でコンディションが整わないとあかんけど。絶妙なところいったな。10試合プラスね」
郡司「リアルな数字で。来年は背中を見ることが多くなるかもしれませんけどね、宮さんの」
宮西「…いや、キャッチャー守ってへんやん。受けな。こういうの、こういうの。油断してぼーっとしていたらツッコむのが遅れそうになるわ!」
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