ファイターズ
《ハム番24時》2月8日
春季キャンプ第2クールは、沖縄とは思えないほど寒かった。雨が降り、強風が吹き荒れる中でも、伊藤は毎日、ファンサービスエリアでペンを走らせていた。サインを書くだけではなく、写真撮影にも丁寧に応じ、1時間以上かかる日もあった。
〝神対応〟はキャンプ初日からだった。30分以上かけてファンに応対し「韓流スターになった気分」とニンマリ。「マイペン買いに行かなきゃ」と2本購入し、2日目からは自分で用意したマジックペンでサインを書いていた。
さらに、ファンサゾーンのフェンスが倒れそうになっていることを危惧し、自身のSNSでファンへ注意喚起。「せっかくお休みを取ったり、お金を貯めたりして、名護まで応援しに来てくれているという中で、嫌な思い出で帰ってほしくないなというのが僕らは一番なので」と思いを明かし、今後も「しっかり書きたいなと思います」と宣言していた。
7日には選手会主催の野球教室後、日が暮れた午後6時すぎまでサインや記念撮影をしていた。そんなエースの姿を見ていると、胸にグッとくるものがあった。