【一問一答】今川優馬 誕生発表の長女はパパ似「今川の子だな、というのはすぐ分かる(笑)」
「パパ打つよ」と書いた色紙を片手に笑顔の今川=撮影・松本奈央
目指すは1軍でのシーズン完走&レギュラー奪取
日本ハムの今川優馬外野手(28)が25日、球団との契約更改交渉に臨み、50万円増の年俸1600万円(金額は推定)でサインした)。この日は球団を通じて、第1子となる長女が誕生したことを発表。パパとなった〝執念先輩〟が家族のため、そして自身のために来季のレギュラー獲りを誓った。会見での一問一答は以下の通り。
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―サインはしたか
「サインさせていただきました」
―金額のアップダウンは
「評価していただき、お気持ちをいただきました。アップしました」

―アップ額はどれぐらいか
「本当にお気持ちをいただきました」
―球団からはどんな話をされたか
「今年1年間の頑張りの話と、終盤での結果であったり、ファームでの取り組み姿勢など、たくさん評価してもらいました」
―今川から球団に伝えたことは
「とにかく試合に出たい、野球がしたいということを伝えました」
―今季を振り返って
「シーズンを通して1軍に入れなかった悔しさが一番にあるので。後半の最後に何本か打てましたけど、こんなものじゃない、というのは自分が一番思っている。来シーズンは一発目から大暴れしてレギュラーをつかみ取りたいです」
―気持ちの入り方は例年と比べてどうだったか
「毎年、年齢も年齢ですし、立場も分かってはいますし、毎試合ファイターズのユニホームを着ての最後(の試合)になるかなと覚悟を持ちながら打席に立っています。来年もファイターズのユニホームを着て野球をやらせていただく。すごく感謝しています」
―調子が出てきた中でのけがなどもあった。その時の心境は
「自分でチャンスを手放してしまって、本当にふがいなさを感じて悔しかったです、よりもっと強い体をつくらなければいけないなと、勉強にはなったかなと思います」
―入団後、初めて優勝争いを経験した
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「いや、経験できたといっても、ほんの数試合でしかないので。シーズン序盤から、僕以外の選手がたくさん試合に出て活躍しているのを見て、自分があの場にいられないというのが率直に悔しかったです。毎年言っているんですけど、最初から最後までいられるように、このオフシーズン、取り組んでいきたいなと思います」
―来季に向けてオフに取り組みたいことは
「またアメリカの方に行くことは決めたので、より磨きをかけて、今シーズン終盤の結果以上のものをお見せできるように、しっかり取り組んでいきたいなと思っています」
―球団から第1子誕生の発表があった
「まずは妻にすごく感謝していますし、僕がファームにいたので、なかなかサポートできなかったところがたくさんあった。その中で出産をしてくれて、子育てもしてくださったので、すごく感謝している。ずっと父親になることが夢だったので、それがかなえられて、すごくうれしいです」
―初めて子どもを見た瞬間はどうだったか
「最初はあまり実感がなくて、本当に自分の子どもかな、みたいな不思議な感覚があったんですけど、僕の顔に似過ぎて間違いないなと(笑)。命の誕生って素晴らしいことだなと思いました」
―子育てをする中で大変なことは
「僕が大変だなんて言ったら、妻には大変、失礼に当たるので言えないですけど。でも娘はあまり泣かない子なので、すごく良い子というか、困ることは何もないです。もう毎日が幸せで」

―今後に向けての意気込みは
「僕自身、プロ野球選手としての姿を1日でも長く見せることが、妻や娘に対しての一番の恩返しだと思うので、1年でも長く野球ができるように、かっこいい姿を見せられるように、日々の練習に取り組みたいと思います」
―より責任感が強くなる来季、どのようなことを考えて日々プレーしたいか
「おむつ代がたくさんかかるので、稼がないといけないので。フロントの皆さんに、野球がしたいということをお伝えしたので、野球をしてしっかりお金を稼げるように頑張りたいです」
―アップ分は子どものために使うか
「はい。もうそれで全部消えると思います」
―来季の目標を
「細かい数字はまだ特に決められていなくて。これからしっかり自分の中で今季の試合を振り返って、後々出したいなと思っている。とりあえずホームラン100本を打つ気持ちで取り組んでいきたいと思っています」

―子どもに買ってあげたいものは
「おもちゃとか、絵本を目で追うので。絵本が好きだと思うので買ってあげたいですね」
―そのためにも来季は活躍を
「活躍している姿をたくさん見せたいので。エスコンだったら来られるので、1本でも多くのホームランを(打ちたい)。たぶん記憶はないと思うんですけど、動画とか写真には残ると思うので、この日来ていたんだよ、というのを後々に伝えられたらいいなと思っています」
―父親似とのことだが、特に似ている部分は
「全部ですね。生まれた当初は妻似かなと、あまり今川家要素がないな、という話しをしていたんですけど。日がたつにつれて僕(似)ですね(笑)。僕の赤ちゃんの時の写真と並べても、もう分からないぐらい似ていますね」
―周囲からもそう言われるか
「すぐ言われるんですよ。見たら今川の子だな、というのはすぐ分かると思います(笑)」