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2025/10/06 20:50 NEW

今川優馬 エスコンでのCS出場かなわず「妻と2人で泣きました」

笑顔で打席に立った今川=撮影・近藤裕介

■みやざきフェニックス・リーグ オイシックス3-5日本ハム(10月6日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)

必死に前を向いて1安打1打点!

 日本ハムの今川優馬外野手(28)が「今までで一番、ショックだった」という前日5日の登録抹消から気持ちを切り替え、フェニックス・リーグで再出発した。

 「2番・DH」で先発し、三回の第2打席で母校・東海大札幌高の後輩右腕、小林珠維から中前適時打を放って2打数1安打1打点。クライマックス・シリーズ(CS)ファイナルステージからの1軍復帰に目標を再設定し、前を向いた。

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「執念」で果たしたスピード復帰だったが…

 激動の1カ月だった。9月9日のソフトバンク戦で約4カ月ぶりの昇格を果たすと、いきなり今季1号ソロを含む3安打3打点と大活躍した。同11日のオリックス戦でも3安打を放ち、〝一瞬のチャンス〟をつかんだはずだったが、好事魔多し。同14日の西武戦で右太もも裏を負傷し、ゲーム復帰まで約4週間と診断を受けた。

 今季絶望かとも思われたが、「執念」が代名詞の男は諦めなかった。痛みを抱えながらも、同27日の2軍ヤクルト戦でスピード復帰すると、同30日のソフトバンク戦から1軍に戻り、同戦と4日のロッテ戦に出場。しかし試合後、無情にも2軍行きが告げられた。

 「シンプルに(1軍復帰からの)2試合、あんまり良い結果が残せなかったので、抹消だったのかな。でも、今回の抹消、今までで一番(心に)きましたね。ショックでした」

目標の一つを失って「だいぶ落ち込みました」

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