【一問一答】今川優馬 〝執念〟の早期1軍復帰「アピールするしかないので、全身全霊、全力でやりたい」
1軍に合流した今川=撮影・松本奈央
■パ・リーグ25回戦 日本ハム―ソフトバンク(9月30日、みずほペイペイドーム)
日本ハムの今川優馬外野手(28)が1軍に再合流した。今月9日に1軍昇格を果たすと、5試合で18打数8安打2本塁打5打点という大活躍を見せた。ところが、14日の西武戦で負傷。右ハムストリングの筋損傷と診断され、無念の離脱を余儀なくされた。ゲーム復帰まで約4週間の診断で、レギュラーシーズン中の復帰は困難と見られていたが、わずか2週間で1軍復帰を果たした。試合前取材での一問一答は以下の通り。
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―想像以上に早く戻ってこられた
「僕は一日でも早く復帰を目指せるように、抹消された日から取り組んできたので、トレーナーさんとかファームのスタッフの皆さんに感謝したいですね」
1軍に合流し、トレーナーと言葉を交わす今川(左)
―正直なところ、患部の状態はどうか
「絶好調です(笑)」
―なかなか言いづらいところはある
「もう、上げてもらった以上は、痛いもかゆいも言い訳にならないので。打席に立ったら、しっかり勝負できる気持ちと準備はしたいなと思います」
―結果を出している中で離脱した時の気持ちは
「やっぱり、やっと試合に、1軍で出続けられたところだったので。自らそのチャンスを離してしまったふがいなさ、自分の体の弱さを痛感しました」
―残り2試合で復帰を果たした
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「順位は決まってしまったんですけど、僕はリーグ優勝するために一日でも早く戻ってきたいという思いがあった。今、こうなってしまったので、CS(クライマックス・シリーズ)に向けてしっかりいい準備を。結果を出さないとCSでも試合に出られないので、まずは結果というところを意識しながらやりたいです」
―自分がキーマンになりたいという思いは変わらずに
「はい。僕が打ってチームを勢い付けるっていうところを求められていると思う。まず打って盛り上げたいですね」
―監督からは何か言われた
「『思い切って』と言われました」
1軍に合流し、新庄監督(左)と言葉を交わす今川
―スクワットをやるな、とは
「直接は言われていないですけど。しっかりスクワットを僕はやってきたので、あの時よりは強くなっているかなと思います」
―治り具合は想像以上に早かった
「いや、まあまあボチボチじゃないですか」
―順調に回復していったか
「だと思います」
―戻ってきて、チームの雰囲気はどう感じているか
「みんな明るくて。もう今はCSに向けて気持ちが向いているので、みんなで同じ方向を向いてやっていければなと思います」
―まずはレギュラーシーズン残り2試合で爆発を
「はい。アピールするしかないので、全身全霊、全力でやりたいと思います」
―打撃の調子は
「ファームで6打席に立たせていただいて、少し実戦感覚が遠のいたのもあって自分のイメージとのギャップを感じる部分はあったんですけど、そこをなんとか実戦で修正しないと、という感じですね」
―ありがとうございます
「頑張ります!」