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2025/09/13 21:20 NEW

今川優馬 モチベーション爆上げしたメジャーリーガーからのDM「今川くんみたいな選手が活躍することに意味がある」

三回無死、今川がソロ本塁打を放ち笑顔でダイヤモンドを一周する=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ21回戦 西武4-5日本ハム(9月13日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムの今川優馬外野手(28)が、2号ソロを含む2安打1打点の活躍で、またしても勝利に貢献した。9日に約4カ月ぶりの1軍昇格を果たすと、同日にソフトバンク・モイネロから今季1号を放つなど、3安打3打点と爆発。翌10日も2日連続の猛打賞と暴れまくり、チームに強烈な勢いをもたらしている。

ベンチの仲間も執念ポーズで祝福

 1点リードの三回だった。先頭で打席に入ると、1ボールからの2球目を振り抜いた。打球は逆方向へ飛び出し、そのまま右翼スタンドへ着弾。貴重な追加点に、新庄監督も両手を挙げ、ベンチを叩いて大喜び。チームメートからは次々に、人さし指を立てる執念ポーズで祝福された。

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 「ファームでやってきたことが、ずっと出ているので、(手応えは)すごく良いです。きょうは、(頭部を負傷した八木打撃コーチの代わりにベンチ入りしている2軍打撃コーチの)横尾さんがずっと、『空振りしてもいいから』と声をかけてくださって、2打席目、ファーストスイングで思い切っていけたので、横尾さんの後押しの声がすごく大きかったなと思います」

「きょう打たなかったらまた、ファームも…」

 昇格後は4試合に出場し、16打数8安打で打率5割をマーク。2本塁打3二塁打5打点と持ち味の長打力を発揮し、逆転優勝への起爆剤となっている。それでも、一日たりとも危機感を忘れたことはない。前日は無安打に終わったこともあり「もう本当に、きょう打たなかったらまた、ファームもあるかなというぐらい、それぐらい覚悟を決めて打席に立っていたので、きょう打てたのはだいぶ、自分にとってもでかいです」と安堵した。

腐ってもおかしくない状況で踏ん張れたワケは

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