■パ・リーグ２３回戦　ソフトバンク―日本ハム（９月９日、エスコンフィールド北海道）

　日本ハムの今川優馬外野手（２８）９日、約４カ月ぶりに１軍再昇格した。２軍では、打率.４１４、７本塁打、２８打点と好成績をマーク。〝執念〟が代名詞の道産子スラッガーが、逆転優勝へチームの起爆剤となることを誓った。練習後の一問一答は以下の通り。

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―５月以来の１軍昇格
「緊張感ある優勝争い真っただ中で呼んでいただいて、すごくうれしい気持ちと、結果を残さなきゃという責任もある。プレッシャーも感じながら、いい練習ができました」

―バッティングが好調
「好調というか、やるべきことを淡々とできたかなと。ずっと前だけ向いて、いつか（１軍に）呼ばれると信じて、ずっと待っての４カ月だった。やっと来たかと思うので、やれることを思いきって全力でやりたいです」

―チーム状況的に新しい風は大事

「ずっとファームにいる期間も僕が優勝へのラストピースだと思って、信じてやりたいなと思っていた。それが今このタイミングで上がって来たのは僕がきょう活躍することによって勢いに乗ることもあると思うので、そういうところをずっと考えながらやっていました」

―１軍昇格を告げられた時の気持ちは
「ずっと毎回、カード終わりは、きょうこそ来るかなと心待ちにしていた。やっと来たなという感じです」

―１軍の状況はどう見ていた
「本当、率直に悔しいなって。自分がその輪にいられない悔しさはずっと持っていましたし。いつもナイターの試合を（鎌ケ谷の寮の）リビングで見る機会が多いんですけど、悔しさを胸に室内練習場に向かって、若い子たちと一緒にバットを振ってきました」