【一問一答】今川優馬 2軍で「執念」の早期復帰 「チキチキボーンいっぱい食べて治りました」
2軍で実戦復帰した今川=撮影・中田愛沙美
■イースタン・リーグ16回戦 ヤクルト6-3日本ハム(9月27日、鎌ケ谷スタジアム)
右ハムストリングスの筋損傷で離脱していた日本ハムの今川優馬外野手(28)が「2番・DH」で先発出場。2打席に立ち、ベンチに退いた。14日の西武戦で負傷し、ゲーム復帰まで約4週間の見通しだったが、およそ2週間でスピード復帰。〝執念〟が代名詞の熱い男が、早期回復をアピールした。試合後の一問一答は以下の通り。
【ファイターズの最新記事はコチラ】
―けがから2週間で実戦復帰
「バッティングはちょっと10日間くらい空いて…。ボールは見えていましたし、ボールも速く感じなかったですけど、自分が思った出力のタイミングとイマイチ合っていなかった。ストレートがファウルになったりしていたので、そこの詰めがもう少しかなって感じですね」
―2打席とも右飛と打球は飛んでいた
「凡打の内容は悪くないですけど、もしすぐ1軍で勝負となった時に厳しいというか、まだまだ練習が足りないなと感じました」
一回の第1打席、右飛に倒れた今川
―ここから、より状態を上げていく
「僕はCS(クライマックス・シリーズ)どころかシーズンも諦めていないので、1軍にとりあえず勝ってもらって。自分のバットでリーグ優勝したいですね」
―診断結果より早く復帰できた
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「〝執念〟ですね。気合っすよ。本当、スタッフの皆さんには気を使ってもらって。本来だったら絶対あり得ないペースでやらせてもらっている感謝というか。本来ならバッティング練習もさせてもらっていないので、今はチームの状況もありながらチームに必要としてくれていると感じる。1日でも早く。痛いなんて言ってられないです。やるしかないです」
―バッティング練習を再開したのは
「バッティング練習は痛めた次の日くらいからやっていて。おとといくらいから外でバッティングを再開して」

―9日に1軍再昇格し、結果を残していた最中のけがだった
「体もパンパンでしたし、そういう意味では自分の体の弱さを痛感しました。そこはスクワットが足りなかったなと。ボス(新庄監督)はスクワットしすぎだと言ってましたけど。僕はスクワットが足りなかったと感じています」
―代わりに1軍昇格した同学年の浅間が活躍し、自身の代名詞でもある〝執念〟を受け継ぐと話していた
「めちゃめちゃうれしいですよ。大基とは鎌ケ谷で長くやっていましたけど、同級生で逆襲したろうぜ、と。(清水)優心もそうですし、石川直也もそうですし、みんなで話していた。優心も僕の活躍を見て喜んでくれましたし、大基に関しては同じポジションですけど、応援したい気持ちに変わりはないので。みんなで頑張りたい」
―次は1軍で切磋琢磨したい
「そうっすね。1軍で。マンチュウ(万波)も(腰痛で2軍に)降りてきちゃったりしている。みんな万全の状態で上がって、日本一を取るためにやっていきたいですね」
―今後は打席数を増やしていく
「どうなんですかね。深い話は伝えられていないですけど、あしたも出るんじゃないですかね。(記事の)見出しには(日本ハムの骨付きフライドチキン)チキチキボーンいっぱい食べて治りましたと書いてください(笑)。チキチキボーン、めっちゃ好きなので、いつかCMに出たい」

―幼少期から好きだった
「お弁当には必ず入っていました。それだけでも(食べるし)、ご飯は1本で(1杯)いけちゃいますね。なんなら小学生くらいは骨ごと食べていました。無理やりかじったらいける。今は残していますけど(笑)。僕はチキチキボーン推しです」
―〝執念〟とチキチキボーンで
「そうです。コーチの方とかは本当、無理するな、後先の野球人生もある、とすごく心配してくれるんですけど、そんなこと言ってられないです」