旭川実業 フルセットの熱戦も涙 MB土屋苺花「もっと上を目指せるチームだった」【春高バレー女子】
第3セット、フェイントでポイントを取られて悔しそうな表情を見せるMB土屋(右から2人目)ら、旭川実業の選手たち=撮影・中川明紀
■全日本バレーボール高校選手権 第3日(1月7日、東京体育館)
▽女子2回戦 旭川実業1-2奈良文化
第1セット先取も途中から流れ一変
フルセットの熱戦を演じたが、最後は相手に軍配が上がった。第1セットを先取したものの、第2セット以降はつなぎのミスが目立ち、流れを引き渡してしまった。
岡本祐子監督(47)も「勝ち急いで守りに入ってしまって、ああいう形になったと思っています」。春高の舞台ではわずかな隙も見逃してはくれなかった。中盤までリードしていた第3セットもコートチェンジを境に流れが一変。6連続失点で逆転を許し、突き放された。
惜敗して肩を落とす旭川実業の選手たち
最後はOP(オポジット)中村咲陽主将(3年)のサーブがエンドラインを越え、試合終了。攻めた結果ではあったが「みんなに申し訳なかったです」。
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センターコートに懸けていた思い
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2年前、準決勝の舞台となったセンターコートを経験したMB(ミドルブロッカー)土屋苺花(まいか、3年)は「3年生の自分たちが1、2年生を勝たせてあげられなかった。今のチームなら、もっと上を目指せるチームだったのに、ここで負けたというのが悔しい」と涙した。
引っ張っていく立場としての実力不足を痛感し、土屋は自らを責めた。「1、2年生をセンターコートに連れて行くのが自分の役目だった。それを果たせなかったのは自分の責任だと思うし、自分の実力が足りなかっただけだと思う」。
岡本監督は「個人たちがこの先の時間の使い方、この先の過程に生かしてくれるんじゃないかなと思ってます」。卒業していく3年生も含めて、この敗戦を糧に成長することを願った。
第1セット、スパイクを放つ旭川実業のMB土屋(右)
プロ入りしたOG笠井を超えたい
次世代の選手もリベンジに闘志を燃やす。第2セット終盤から途中出場したOH(アウトサイドヒッター)今西月乃(1年)は、笠井季璃(現SVリーグ・クインシーズ刈谷)と同じ別海中央中出身。笠井に憧れて旭川実業に進学した。
「(笠井)季璃さんの力で、この春高の舞台で全国3位という結果を出して、ずっと憧れていた。超えたい気持ちもあって、季璃さんが取った全国3位より、もっと良い結果を取りたいという気持ちでここに来ました。残りの2年間で強くしていって、センターコートに行きます」
わずかに及ばなかった結果を全員が受け止めて、それぞれの道へと歩み出す。
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