夏季スポーツ
2025/11/14 21:35 NEW

女子は旭川実業が2年ぶり女王奪還 MB土屋「センターコートに戻る」【春高バレー北海道予選】

旭川実業・MB土屋(2番)は2年ぶりの優勝を決め、号泣した=撮影・西川薫

■全日本バレーボール高校選手権北海道代表決定戦 最終日(11月14日、北ガスアリーナ札幌46)
▽女子決勝 旭川実業2-0札幌大谷

 23年の本大会で3位に入った旭川実業が、全道大会5試合で1セットも落とさぬ完全勝利で、2年ぶり22度目の優勝を果たした。当時はU-19日本代表で、現在Vリーグ・クインシーズ刈谷でプレーする笠井季璃(20)が絶対的エースだったが、今年はチーム最長身の182センチのMB土屋苺花(3年)を中心とした全員バレーで、夏冬合わせて4季ぶりの全国切符をつかんだ。

長いラリー 土屋のブロックで決めた

 第2セット24-20で迎えたマッチポイント。最後は土屋のブロックで、試合を決めた。「決勝戦はラリーが長かったので、最後の1点を取り切るまでが長くて苦しかったんですけど、それでも全員で1点取って25点取り切れたのは大きかった。3年生の最後の大会で優勝できたので、すごく嬉しい。みんな疲労がたまっててミスも多かったんですけど、ここで1本、3年生が決めないとと思って。(主将の)中村と一緒に点を決められたのが良かった」と、目を真っ赤に腫らして歓喜した。

旭川実業・MB土屋(手前左)は2年ぶりに優勝を決めるブロックを決めて喜ぶ

 

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