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2025/12/29 19:20 NEW

北海 インハイ準Vの大津に先制もジャイキリならず 校訓通りリベンジ目指す【全国高校サッカー選手権】

試合終了の笛が鳴り、悔しがる北海イレブン=撮影・中川明紀

■全国高校サッカー選手権 第2日(12月29日、千葉・フクダ電子アリーナほか)
▽1回戦 北海1-7大津(熊本)

難敵相手に数的不利となり万事休す

 2年ぶり14度目出場の北海は、インターハイ準優勝で昨年のプレミアリーグ王者の大津を相手に逆転負けした。前半開始4分にフリーキックのこぼれ球をDF西垣凌羽(3年)がヘッドで決めて先制したが、23分に同点に追いつかれると、29分には自陣ゴール前での不運なクリアボールから逆転を許した。同32分に1人退場者を出すと、後半には足も止まり、立て続けに4失点して合計1-7。数的不利な状況で最後まで戦い抜いたが、追加点を奪うことができずに大差で敗れた。

前半4分、先制ゴールを決めてガッツポーズして喜ぶ北海のDF西垣

 

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大差つけられても誰も下を向かず

 後半18分。1-5になった直後、DF曳地優斗主将(3年)が自陣ゴール前に選手を集め、鼓舞した。「キャプテンとして絶対諦めないし、一番きついことをやらなくちゃいけないって1年間やってきた。今年の中で一番走ったゲームだと思うけど、それでも絶対諦めないでやりきれた」。1人多い11人を相手に足は止まり、大差をつけられ、心も削られたが、試合終了のホイッスルが吹かれるまで誰一人、下を向く選手はいなかった。

▼▼以下、有料記事(1326字)▼▼

最初のプレーからエンジン全開

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