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2025/06/18 21:00 NEW

札幌大谷が7年ぶり4度目V FW遠藤煌太が値千金ヘッドで〝ウノゼロ〟勝利【全道高校サッカー】

7年ぶりの優勝を決めた札幌大谷イレブン=撮影・西川薫

■全道高校サッカー大会最終日(6月18日、旭川・リアルター夢りんご東光スポーツ公園球技場)
▽決勝 札幌大谷1-0北海

 北海道からの全国出場枠が「2」から「1」に縮小となって初めて行われた決勝。全国では昨夏と冬の大会で1勝ずつ挙げている札幌大谷が、1-0で北海に競り勝ち、7年ぶり4度目の優勝を果たした。札幌大谷は0-0で迎えた後半23分のコーナーキック(CK)でFW遠藤煌太(3年)が値千金の決勝ヘッドを決めた。2年連続8度目となる全国高校総体(7月26日開幕、福島)では8強入りを目標に戦う。

3度目の対戦も1-0で決着

後半23分、左CKの反対サイドから走り込み、決勝ヘッドを決めた札幌大谷のFW遠藤(右)

 

 今年のこれまでの対戦は今大会の札幌支部準決勝とプリンスリーグ北海道で、1勝1敗。3度目の対戦も〝ウノゼロ〟と、全て1-0の僅差で決着がついた。札幌大谷がセットプレーが得意な北海のお株を奪う見事な決勝ゴールで7年ぶりの頂点に立った。プリンスリーグでは現時点で得点王と得点ランクを独走するFW遠藤だが、今大会はこの決勝点が初得点となった。「狙っていました。(CKは)自分とDF大石蓮斗(3年)が(ニアかファーの)どっちかに行くことで決まっていて、自分はきょう決められると思っていたのでファーに行くって。そしたら良いボールが来た。合わせるだけだった」。左CKの反対サイドから走り込み、ゴール右隅へとたたき込むと、一目散に応援席へ駆け寄った。

今年はガラッとチーム戦術を変更 時速30キロ超える選手がズラリ

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